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【2021年最新】あなたのサイトを見ているユーザーの利用デバイスやブラウザは?

LINEが先日、国内のインターネットの利用環境 定点調査についての調査結果を発表しました。
今回は2021年時点で、ユーザーがどんなデバイス、ブラウザでネットを利用しているのかまとめてみます。WEB担当者様の運用のヒントになれば幸いです。

過半数がスマホのみでネットを利用


まずは冒頭でご紹介したLINEのインターネット利用環境の調査について。

引用:〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2021年上期)
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3830

やはりインパクトがあるのは日常的にネットを利用するユーザーの53%がスマホのみを使用している点。2人1人はPCを一切使用していないということです。
更に男女の内訳を見ると、男性ユーザーのうち、スマホのみ利用するのが39%なのに対し女性ユーザーは67%(!)、約7割がスマホのみでネットを利用しているという結果に。
弊社でも事例が増えてきていますが、女性向けのキャンペーンやサービスの場合、SNSからの流入を想定してモバイルオンリーでLPの制作を行うことも選択肢の1つになってきています。
僕たち制作会社や企業のWEB担当者の方は、どうしても日常的にPCを使用することになるため、このデータをしっかりと頭に入れておく必要がありますね。

更にスマホの利用率を年代別に見てみると、これまで若年層に比べてスマホ利用率の低かった60歳代のユーザーも7割がスマホを利用していることが分かります。ターゲットユーザーの年齢層に問わず、モバイルファーストを徹底する必要があることが分かります。スマホでの文字や写真の視認性も、より意識していかなければなりません。

引用:〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2021年上期)
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3830

まとめ
・モバイルオンリーのユーザーが過半数
・特に女性はモバイル比率が高い
・60代以上のユーザーにも7割スマホが普及

スマホユーザーの約7割がiPhoneを使用


続いてモバイルユーザーの利用OSの内訳を見ていきましょう。

参照元:http://gs.statcounter.com/(2021/07/30)


日本の特徴と言われるiPhone愛が如実に出ておりスマホユーザーの67%がiOSを利用しています。(全世界のシェアでいくと綺麗に逆転して72%がAndroidユーザー)
ただ、同じiPhoneでもデバイスの大きさもコンパクトなものからタブレットに近いサイズまで年々選択肢が広がっています。複数サイズで表示確認をして視認性や操作性に問題がないかチェックしましょう。

スマホで使用されているブラウザのシェア率が下の表になります。

参照元:http://gs.statcounter.com/(2021/07/30)


iPhoneの利用ユーザーの多くがデフォルトブラウザのSafariを使用していることがわかります。昔に比べてブラウザによって表示の崩れが発生することは少なくなりましたが、一部フォームやボタンは、ブラウザによって挙動が異なるケースがあるので、システムが絡む箇所は特にSafariとChromeでの動作確認が必要です。

まとめ
・国内に限るとiPhoneのシェアが67%
・ユーザーの多くはデフォルトのブラウザであるSafariを利用
・スマホでの利用ブラウザはSafariとChromeで95%を占める

PCのブラウザシェアEdgeのシェアが増加傾向


最後にPCでネットを利用する際のブラウザ利用シェアを確認していきましょう。

参照元:http://gs.statcounter.com/(2021/07/30)


Chromeのシェアの高さが目立ちますが、WindowsのデフォルトブラウザであるEdgeのシェアも継続して増加傾向にあります。こちらも購入したPCのデフォルトのブラウザをそのまま使用するユーザーが多いと推測されます。

まとめ
・Chromeが圧倒的なシェア率だが増加率はやや横ばい
・Edgeのシェア率が継続して増加傾向
・PCユーザーのIE利用率は5%を切る

以上、2021年7月時点での国内ユーザーがネットを利用する際のデバイス、OS、ブラウザについてのまとめになります。
もちろん商材やサービスのターゲット層によって各比率は変わってくると思いますが、傾向として頭に入れておく必要があるデータです。ここから5Gの普及が本格的になると、ネット利用に取り巻く環境も更に変化してくると予想されます。キャンペーンやコンテンツがしっかりとユーザーに伝わるよう、常にユーザーがネットを利用している環境をイメージしていきましょう。

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この記事を書いた人

山本 真史

Creative & Development Division