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【ECサイト構築】是非とも知って頂きたい!通販ASPのメリット、デメリット!

あ〜〜通販の売り上げ、上げてぇな〜〜〜って思うことありませんか?
僕は2秒に一回ぐらいあります。

通販といえど、その方法は様々ありますが、
弊社はECサイトを制作することに長けています。

しかし、そのECサイトも制作の在り方が多種多様…。
ECサイトを制作する際、まずは土台が必要です。
どの様なインフラを整備し、コスト面を考え、デザインを考慮し、売り上げをあげていくか…。
この世に正解がないように、ECサイト制作にも正解がないのです。
しかし、最適解を導くことはできます。
そこで先ず思いつくのが、「通販ASPを導入する」という方法です。

今回は、ECサイトを制作・運用するにあたっての
「通販ASP」を利用するメリット・デメリットを紹介していこうと思います。

通販ASP???


まずASPとは、アプリケーション・サービス・プロバイダの略称になります。
要はインターネット上でアプリケーションを提供するサービスの提供者(事業者)のことを示し、
通販ASPとは「通販を行う為に必要なサービスを提供する事業者」を意味します。

webで通販を行う = ECサイトを運用するということですので
その為にはまずECサイトを立ち上げなければなりません(重言みたいですね)。

ECサイトを制作するといっても、様々な方法があります。
1から通販のシステムを作り上げるか、無料のECシステムを通販用に改修するか、
はたまた、通販サイト用に用意されたシステムを使うか…。

そう、通販ASPとは正に通販サイト用に用意されたシステムなのです。
では、ECサイトを立ち上げるにあたって通販ASPを使用することによって
どんなメリットやデメリットがあるのか、説明していきましょう。

通販ASPのメリット


・導入が手軽
・低コスト
・専門性の低さ
・運営によるサポートが手厚い

特筆すべき点としては、やはり導入の手軽さといったところでしょうか。
コストも比較的低く、webに関する知識があまりなくても予めデザインが用意されていることが多いので
あまりこだわりもなければ比較的早く開店することもできます。
加えて、大抵の通販ASPにはカスタマーサポートがついていますので、
運用面ではもちろん、デザインや機能面のことも相談ができたりします。

具体的なコストですが、先ず前提として、ECサイトの制作費用はピンキリです。
運用目的や設定したゴールなどによって、規模感や機能性が変わってくるので、
どのようなECサイトを制作したいかによって当然費用が変わってきます。

一般的に通販システムを0から制作する場合(これをフルスクラッチと称します)、
平気で数千万の費用が発生してしまいます。

一方、通販ASPを用いたECサイト制作・運用のコストは
10万円~100万円程と言われています。

この差からも分かるように、ECサイトを立ち上げるに至って
最も敷居の低い方法が通販ASPを利用するということなのです。
しかし世の中はトレードオフ…。
どんなものにも、利点と引き換えに不便な点があるものです。
そこで、今度はデメリットに着目してみましょう。

通販ASPのデメリット


・拡張性が低さ
・費用が高くなるリスク
・外部との連携

デメリットとして、拡張性の低さや外部との連携の薄さが目立ちます。
つまり言い換えると、手軽さと引き換えに必ずしも自身が望むような
理想のECサイトが構築できるとは言い切れない
ということです。

そもそも予め用意された機能やデザインを扱っていくことになるので、
当然用意されていないものには対応できません。
ある程度のカスタマイズ性が担保されているものもありますが、それにも限界があります。
なので、もし明確なECサイト運営のビジョンをお持ちの場合、通販ASPを導入するのは
却って悪手になりうる可能性もあるのです。

ただ、コスト面を第一に考えるのであれば圧倒的に通販ASPがオススメです。

しかしここで一つ注意して頂きたいのが、上述の通り費用が高くなるリスクがあるということです。
基本的に通販ASPは初期費用無料であったり、ランニングコストが比較的安いというのが魅力です。
ただ、機能等を更に拡張したいが為に有料のオプション機能を追加するという選択をとるというケースも考えられます。
その際に、無闇にオプションを追加すると当然費用面での負担も増えてしまいます。

だって有料オプションですもの。
そのオプションが本当に必要どうか、しっかりと考える必要があります。

通販ASP以外にどんな方法があるの?


大きく言えば、
オープンソースソフトウェア
ECサイト用パッケージ
フルスクラッチ
という方法があります。
オープンソースは、ソースコード(サイトを構成するプログラミング言語のような記述の集まり)が無償で公開されており、
その特性故に基本無料で誰でも扱えるものです。
EC用のオープンソースソフトウェアを使用してサイトを構築する場合、ソースコードが公開されているが故に
構造の把握も容易なので、カスタマイズや拡張性に富んでいます。
しかし、ソフトウェアを予め無償で配布しているだけなので、運営からのサポート性が低いということがデメリットに
なってしまいます。

ECサイト用パッケージは、通販ASP同様予め用意された通販用のシステムを使用してECサイトを構築していく
という点では似ていますが、決定的に違う点はそのシステムを完全に製品として販売しているという事です。
利点としてはそのパッケージを手にしてしまえば後は自由自在にカスタマイズや拡張ができますが、
一番の懸念点としては費用が高額になってしまうということです。

そしてフルスクラッチは、簡単にいうと「一から作る」という意味合いになります。
先ほども述べましたが、自身が望んだ理想のECサイトを制作してもらえる制作体系になります。
言い換えれば、制作会社に自身が思う理想を制作してもらうということになります。
これが何を意味するか。とてつもなく費用と工数が掛かります。

ASPカートの比較一覧表


それではここで、代表的なASPカートの一覧をご覧いただきましょう。
それぞれのニーズや需要、目標目的に沿ったものを選ぶのが重要です。

カート名 月の費用 特徴
shopifyベーシックプラン: $29
スタンダードプラン: $79
プレミアムプラン: $299
※全て月額
・カスタマイズ性に優れる
・在庫管理、配送対応がしやすい
弊社イチオシ!
BASE・初期費用、月額料0円
・各注文ごとに決済手数料3.6%+40円
・各注文ごとにサービス利用3%
・ランニングコストが低い
・手軽にECが開設できる
カラーミーショップ・フリープラン: 0円
・レギュラープラン: 3,300円
・ラージプラン: 7,945円
※全て月額
・国内メジャーサービスなのでノウハウが多い
・初めての人でも使いやすい
MakeShop・プレミアムショッププラン: 11,000円
・MakeShopエンタープライズ: 55,000円
※全て月額
・651の豊富な機能
・サポートが手厚い
EC-CUBE・初期費用: 70,000円
・月額費用: 39,800円〜64,800円
※月々に販売額にて変動
・カスタマイズ性がかなり高い
・コストが高め

まとめ


如何でしたでしょうか。
ECサイトを制作するとひとえにいっても、様々な方法があり、
しかしそれぞれは一長一短なのです。

弊社では、お客様のニーズにあったECサイトの制作や運用体制をご提案しております。
もしwebを通した通販にてお困りのようでしたら、貴社の目標に沿った
ECサイトの運営にお力添えができる自信がありますので、
是非ともお気軽にご相談ください。

次回は、目標別にオススメしたいECサイト制作ツール・ソフトの紹介など
更に込み入ったお話をできればと思います。
それでは。

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この記事を書いた人

デザイントランスメディア

Creative & Development Division