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【WEBサイト運用担当 初心者向け】サイトの成果が出ない! 原因は「サイト分析」「リピート」「集客」の3つ Vol.2

こんにちは。
福岡のホームページ制作会社デザイントランスメディアの村尾です。

新しくWEBサイトを制作したけれど、なかなか思ったような効果が出ない。
どれだけ閲覧されているのか?何が悪いのか?
改修するにもどこから手を付けていいかわからない…などお困りになったことはないでしょうか?

今回は前回の「サイト分析」に引き続き、「リピート施策」についてご紹介いたします。

「サイト分析」の記事はこちら
https://dt-media.jp/column/?act=Detail&cms_id=00000509

ご紹介する「リピート施策」は施策を行うことで、結果的にはサイトへの流入を
促すので「集客」内に含まれる部分もありますが、広告とは違い、オンライン・オフライン問わず、
できるだけ費用をかけずにユーザーにリピートしてもらう施策を指します。

売上が上がらない、サイトにお問い合わせが無いなどなかなか成果が上がらないと
新規顧客の獲得に目がいきがちですが、新規顧客の獲得には既存顧客の5倍費用が
かかるといわれています。
まずは既存顧客にしっかりとアピールし、リピートを促すことで成果を上げる体制を作りましょう。

SNS・アプリの利用


まずは、生活の一部になっているといっても過言ではないSNSやアプリについて。
趣味や興味があえばフォローするのもハードルが低く、費用もかからず、
こちらから情報を発信することが可能です。
フォロー数が多ければ多いほど効果が出やすく、売り上げに繋がりやすいと言えます。
どのSNSにも分析のツールがあり、投稿内容の分析が可能です。

デメリットはフォロワーを増やしていくまでに時間がかかるのと運用の手間です。
簡単に始めることは可能ですが、可能な限り投稿数を増やして運用する費用があります。
効果が表れるまで数カ月から1年ほどかかりますが、根気強く更新してください。

主要なSNSについて、簡単にご紹介させていただきます。

・Facebook
国内月間アクティブユーザー数:2,600万人
利用者:20-60代
40代を中心に特に高年齢層での利用率が高いので、同年代へのアピールに向いています。
他のSNSに比べ高価格帯の商品の購入率が高いです。

・Twitter
国内月間アクティブユーザー数:4,500万人
利用者:10-40代
なんといっても拡散力が一番の魅力です。
年代が若干偏りますが「炎上」に気を付け、上手く運用できれば多くのフォロワーを獲得できます。

・LINE
国内月間アクティブユーザー数:8,400万人
利用者:10-60代
SNSというよりメッセージアプリとして幅広い年代に利用されています。
40代の利用率が一番高いです。

・Instagram
国内月間アクティブユーザー数:3,300万人
利用者:10-50代
10-20代の人気が高いですが、30~40代にも利用者は拡大しています。
文章の内容よりも写真のイメージでどう伝えるかがポイントです。

メールマガジンの利用


SNSに押され気味ですが、まだまだ「リピート施策」に有効なメールマガジン。
顧客情報として最低限メールアドレスが必要なので、クーポンなどをオファーとしてメールマガジンに登録してもらう施策が増えています。

ここ数年、注目されているのは、メール配信ツールを使用した追跡機能です。
ユーザーがメールマガジン経由でサイトに訪れた場合、どのユーザーがどのページをどれくらい見ているかなど計測が可能です。
ユーザーごとの細かい分析が可能なので、改修が必要なポイントが絞りやすいです。

メールマガジンを利用する場合は下記の項目の分析を行いましょう。

・到達率
配信したメルマガがユーザーに届いた率(到達率)です。

・クリック数/クリック率
メルマガ内に設定したURLのクリック数/クリック率です。
複数のリンクごとに確認も可能です。
クリックした時間帯も確認することができます。

・開封率
メルマガの開封率を確認することができます。
※HTMLメールに限られています。

同梱物(チラシ・カードなど)の利用


商品を届けるときに同封するツールへQRコードやWEBサイトのURLを掲載しサイトへ誘導する施策です。
オファーが無いとなかなか流入には繋がりませんが、いろいろとテストを行うことで改善が図れます。

オンラインの施策と違い正確な数値の取得は難しいですが、タグを埋め込んだQRコードであれば、ツールごとの流入先が分析可能です。

ポイントは同梱するツールをユーザーに合わせることです。
箱を開けるとチラシだらけの時がありますが、見られもせず捨てられてしまうことがほとんどです。
伝えたい情報に絞って同梱しましょう。
商品のブランディングにもかかわるのでデザインの品質も高いほうが好ましいです。

どの方法にも共通していえることは必ず数値の分析ができる環境を整えておくことが重要です。
結果がでるまで時間はかかりますが、サイトの結果を出すためには「リピート施策」は
必ず必要なので、運用ルールを決めて実施してください。

次回は「集客」についてご紹介させていただきます。

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この記事を書いた人

村尾 俊一

Creative & Development Division