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いまさら人に聞けないアトリビューションモデルとは

こんにちは。山口です。
2021年8月、コロナ禍でまたもや福岡は緊急事態宣言が出されました。
弊社はWEB・ホームページの制作、運営を行っている会社の為、テレビ会議等を駆使して営業を行っております。
色々他社サービス等もテスト運用しており、紹介したいのですが、まだ結果がでていないので今回はGoogle広告のアトリビューションモデルについてご説明を行いたいと思います。

そもそも「アトリビューションモデル」とは


コンバージョン経路上の各タッチポイントに、販売やコンバージョンの貢献度を割り振ります。今までのCV測定は最終でクリックしたキーワードに対してCVを測定してました。
しかし今では様々な広告が増え、複数の広告をクリックしてCVに至った場合、最終のクリックだけではその広告の効果を判定できない為、複数の広告にわたって貢献度を割り振れるようになりました。
そのルール設定をアトリビューションモデルといいます。

アトリビューションルールの設定方法



1.管理画面のスパナマーク・ツールと設定をクリック
2.「測定」の「コンバージョン」をクリック


3.新規作成の「+」、または設定しているコンバージョンアクションをクリック


4.アトリビューションモデルの設定・変更より設定を行う

アトリビューションモデルの種類


 終点アトリビューションモデル
最後のタッチポイントに販売に関する貢献度が 100% 割り振られます。
ラストクリックにCVの貢献度が100%割り振られます。

 起点アトリビューションモデル
最初のタッチポイントに販売に関する貢献度が 100% 割り振られます。
最初に「福岡 ホームぺージ制作」でクリックを行い、後日「福岡 WEB制作」でクリックしてお問い合わせに至った場合、「福岡 ホームぺージ制作」に貢献度が100%割り振られます。

 線形アトリビューションモデル
コンバージョン経路の各タッチポイントに販売に関する貢献度が均等に割り振られます。例えば3つのチャネルを経由してCVした場合33%ずつ、4つのチャネルを経由した場合は25%ずつ割り振られます。

 減衰アトリビューションモデル
販売やコンバージョンに時間的に最も近いタッチポイントに最大の貢献度が割り振られます。4つのチャネルを経由した場合、10%、20%、30%、40%と最後にクリックされた広告が一番貢献度が高くなります。

 接点ベースアトリビューションモデル
起点と終点それぞれに 40%の貢献度が割り振られ、残りの 20% は中間点に均等に割り振られます。

なぜ今アトリビューションで複数の接点を取っていく必要があるのか?


以前と比べてインターネット広告の種類も増え、PCやスマホなど複数のデバイスやブラウザであらゆる広告に接触するようになりました。
ユーザーの購入経路が煩雑化したため、広告主は顧客の行動を断片的にか把握できなくなっています。
このような煩雑化したユーザーの行動を把握し、分析を行い最適化していく為にアトリビューションモデルでデータを取得していく必要があります。
広告の運用も最適化を行っていくことでCVが上がっていくようになりますのでまだ設定していないのであればぜひ設定を行ってみてください。

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この記事を書いた人

山口 晃弘

ソリューションチーム