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そもそもビックデータとは何ぞや

こんにちは。山口です。近年よく耳にするようになった、「ビッグデータ」という言葉。
打ち合わせや広告の提案でも「ビッグデータを活用して~」などという話が出てきますが、大体でうなずいてませんか?
僕も大体でうなずいていた時期があったので以前調べた結果を記事にしてみました。

そもそもビッグデータとは?


ビッグデータ(big data)と聞くと、なんとなく「膨大なデータ」というイメージが沸くのではないでしょうか。たしかに、それもビッグデータの意味に含まれますが、それだけではありません。ビッグデータは、データの「量(Volume)」「種類(Variety)」「発生頻度・更新頻度(Velocity)」の3つのVから成ります。つまり、日々、膨大に生成・蓄積されるさまざまな種類・形式のデータを指します。
IT用語辞典を調べると、ビッグデータは下記のように定義されています。
ビッグデータとは、従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群。明確な定義があるわけではなく、企業向け情報システムメーカーのマーケティング用語として多用されている。
多くの場合、ビッグデータとは単に量が多いだけでなく、様々な種類・形式が含まれる非構造化データ・非定型的データであり、さらに、日々膨大に生成・記録される時系列性・リアルタイム性のあるようなものを指すことが多い。今までは管理しきれないため見過ごされてきたそのようなデータ群を記録・保管して即座に解析することで、ビジネスや社会に有用な知見を得たり、これまでにないような新たな仕組みやシステムを産み出す可能性が高まるとされている。

簡単にいうと、費用面やパソコンの処理速度の問題で無視されていたデータが、近年パソコンやシステムの処理能力向上により安価で分析できるようになったので活用していきましょうということでいいと思います。ビッグデータはかなり広い範囲で使われるようなのでビッグデータというともうほんとにネットの裏側で取得されているデータ全体を指すような言葉ですね。まさにビッグデータでした。

じゃあどんなとこで活用されているの?


防犯カメラ
防犯カメラは膨大なビッグデータを集める手段として注目されています。かつては映像を記録するだけのものでしたが、現在では「手に取ってすぐ棚に戻したもの」「かごに入れたけれど棚に戻したもの」など、購入に至らなかった商品のデータ分析に使われています。
今までは防犯として利用していましたが顧客分析のツールとして利用されることも多いです。

Nシステム
Nシステムは「自動車ナンバー自動読取装置」のこと。これは警察が設置した監視システムであり、走行中の車のナンバーをすべて読み取ると同時に、手配車両のナンバーと照合します。このシステムは犯罪捜査だけではなく、渋滞の予測やドライバーへの警告などにも利用されています。

ネット関係ではグーグルアナリティクスがいい例ですね。
今まで使ってなかった情報を可視化することにより様々な分析・提案を行うことが
できるようになっているため、活用できている企業は提案の精度も上がっています。

グーグル広告のリスティングでもコンバージョンのモデルに「アトリビューション」というモデルが追加されています。
これはユーザーのラストクリックでしか判定できなかったものが、複数のキーワードにまたいでコンバージョンの貢献度を振り分けることができます。

今後もビッグデータを活用したサービスがどんどん増えていくと思います。
全然分析やデータの活用ができてないなどありましたら弊社でもアナリティクスを使用した分析は行っておりますので気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

山口 晃弘

ソリューションチーム