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アナリティクス分析~セッション~

はじめまして。CRM&マーケティングDivisonの谷口です。主に、採用活動、ホームページ制作後の分析や運用を担当しています。昨年、Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)を取得し、日々分析に勤しんでいます!本日はWEBサイト分析で使用しているツール「Googleアナリティクス」の基本項目の見方について、ご説明します。自社のWEB担当になった方、分析方法が分からない方など、このコラムが参考になれば嬉しいなぁ、と思います。

Googleアナリティクスとは

Googleアナリティクスとは、Googleが提供しているアクセス解析ツールです。有料版もありますが、基本無料で使用出来ます。ほとんどのサイトは無料版で十分分析が行うことができます。アナリティクスでは、「サイトに訪れたユーザーはどれくらいいるのか」「PCとスマホではどちらが閲覧が多いのか」「どのようにサイトにたどり着いたのか」などのデータを計測することができます。アナリティクスでは様々な項目と指標が並んでいますが、本日は「セッション」についてご説明したいと思います。

「セッション」とは

セッションとはサイトに訪問してから離脱するまでを計測している訪問数です。例えば、Aサイトに訪問したとします。トップページ⇒会社概要⇒お問い合わせの順でページを閲覧し、最後はお問い合わせページでブラウザを閉じた場合、「1セッション」カウントされます。つまり、「訪問⇒ページ閲覧⇒離脱」の一連の行動ということになります。 

セッションが切れるタイミング

上記の説明では、「離脱」という行動により、セッションが終了(セッションが切れる)されますが、セッションが切れるのはこの場合だけではありません。セッションが切れるタイミングは大きく3つに分かれます。・離脱・時間による期限切れ・参照元(キャンペーン)が変わる■離脱によるセッション切れ「離脱」は、ブラウザを閉じる、外部サイトに移動する、ことで離脱とみなされます。外部サイトに移動する際、別タブで開く(現在開いているページを閉じずに別のページを開く)と離脱をせず、セッション切れとはなりません。外部リンクを設置する際は、別タブで開く設定をしたほうが離脱率の低下につながります。■時間による期限切れセッションには有効期限が設定されており、その有効期限が切れるタイミングは2パターンあります。1.一定時間何も操作が行われない場合2.1日の終わりによる期限切れ1.一定時間操作が行われない場合アナリティクスのデフォルトの設定では30分間、何も操作がなされない場合に期限切れとなります。有効期限の設定は数秒~数時間に変更することも可能です。例えば、Aサイトを開いたまま席を離れ、31分後に戻ってきて操作をしたとします。この場合、最初の訪問で1セッション、31分後の操作で2セッションとセッションが2回カウントされることになります。2.1日の終わりによる期限切れ1日の終わりとは、午前0時を指します。23:40から0:10分までサイトを閲覧している場合、23:59:59に最初のセッションが切れ、翌日午前0時より次のセッションが開始されます。■参照元(キャンペーン)が変わる参照元とは、サイトに訪れるきっかけとなる流入元という意味です。検索、リンク、広告etc…によりサイトに訪れセッションが開始されますが、参照元が変わるたびに新しいセッションが開始されます。これは最後の操作から30分経過していない場合でも、新たなセッションとしてカウントされます。

まとめ

今回は、アナリティクスのよく見る項目「セッション数」についてご説明しましたが、この定義を理解していなくてはデータの扱い方も分からず、分析をすることができません。アナリティクスは専門用語が多く、Googleのヘルプでは理解が難しいことを、このコラムで分かりやすくお伝えできるよう心がけたいと思います。
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この記事を書いた人

谷口珠美

Solution & Consulting Division