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主な集客手段は7つだけ。メリットとデメリットをおさらい。

一般的にサイトを公開した後の一番の悩みは集客ではないでしょうか。
サイト制作やリニューアルを実施しても、それだけではユーザーを集めることはできません。
今回はWEBマーケティングにおける主な集客方法7つとそのメリット・デメリットをご案内します。
今のフェーズではどの集客方法に力を入れるべきなのか、長期的に見てどこに投資をしていく必要があるのか、戦略立案の参考になれば幸いです。

1. SEO

WEBサイトの代表的な集客方法であるSEOは検索エンジン(主にGoogle)のキーワード検索からの流入を目的とした施策です。Googleがどのサイトを評価して上位表示するのかの基準(アルゴリズム)も年々変化しており、それにあわせてサイトの内容を改修していく必要があります。
特に近年はページに含まれるキーワードのボリュームだけではなく、サイトにアクセスしたユーザーの体験と満足度をデータ化して評価する傾向が高まっています。

メリット
広告費がかからない
正しいSEOを行っていくことで自然とサイトのユーザビリティや情報のボリュームが向上
継続して発信していくコンテンツがサイトの資産になる
ユーザーに有益な情報を発信していくことで潜在層にアプローチできる

デメリット
上位表示まで時間がかかる
Googleのアルゴリズムの変動に影響を受ける
コンテンツを充実させていくための人的コストが掛かる

2. リスティング広告

集客で一番即効性が高いのは今もリスティング広告ではないでしょうか。
既にニーズがあるユーザーに対してアプローチするため、LPとの組み合わせで集客だけでなくコンバージョンへ繋げやすい点が特徴です。
AIが出稿内容を調整してくれるようなツールも増えてきています。

メリット
即効性がある
顕在層にリーチしやすい

デメリット
広告費が発生
競合が多い
広告と連動した受け皿が用意されていないと投資に見合った効果を得にくい

3. SNS

国内で主に使われているSNSはTwitter、Facebook、Instagram、Youtube、LINEです。
ひとくくりにSNSといってもサービス毎にユーザーの属性が異なるので、それぞれに応じた運用が必要になります。直接の集客以外でも企業のブランディングやユーザーとの関係強化などの面で、年々SNSの重要性が高まっています。

メリット
コストがかからない
拡散性が高い
企業・サービスのファンになってもらいやすい
潜在層にリーチしやすい

デメリット
運用のための人的リソースがかかる
近年企業アカウントの炎上も増えてきておりコンプライアンスやガイドラインを整備する必要
大きな集客に結びつけるためには運やタイミングなどの影響も

4. 外部サイトからの流入

自社サイト以外からのリンクを通じてアクセスするケースを指します。
アクセス数の多いメディアサイトからの流入が発生すると一時的にユーザー数が跳ね上がることも。被リンクは昔からSEO対策の重要な指標のひとつでした。意図的な被リンク獲得はGoogleも推奨しておらずSEOに悪影響を与えますが、外部からのリンクが多いということは今もサイトの信頼性を図る指標の1つとなっています。

メリット
コストがかからない
信頼性の向上(SEOにも影響)

デメリット
自分達でコントロールできないことが多い
再現性が低く継続しての集客が困難

5. メルマガ

既にサイトを利用したことあるユーザーやリード顧客に対してメールマーケティングを行う方法です。最近の調査でも、企業からの情報を受取る手段としてメルマガを希望する人が47%でトップという結果が出ており、依然重要性の高い施策です。全ユーザーに同じ内容を配信するメルマガとは別にユーザー毎に設定したシナリオに沿ってメールを配信するステップメールがあります。

メリット
広告費がかからない
定期的に安定した集客が可能
リピーター獲得

デメリット
企画と内容の作成コストが発生
会員登録やリード顧客をを増やさないと分母が増えない
大規模な配信には専用のメール配信システムが必要

6. その他の広告

リスティング以外にも集客を目的とした様々な広告があります。
代表的なものでは記事広告、SNS広告、ショッピング広告、リターゲティングなど。
アフェリエイトやインフルエンサーの起用も広義にはこの枠に入ります。

メリット
予算やユーザー属性によって最適な広告を選べる
サービスの認知度向上が期待できる

デメリット
広告費が掛かる
広告に応じたクリエイティブ(バナーや原稿)が必要
広告出稿費とは別に運用コストも発生

7. 直接訪問

主にブックマークやブラウザのサジェスト機能から流入するパターンです。
既にサービスやサイトを利用したことがあるユーザーがほとんどです。
集客の施策とは言えないかもしれませんが、サイトの直接訪問割合が増えるということは固定客(企業のファン)が増えていると考えられるため重要な流入経路になります。

メリット
他社と比較されない
コアユーザーの獲得

デメリット
新規ユーザーを獲得できない
流入のタイミングはユーザー毎

近年の傾向

リスティング広告費の高騰やLTVを重視する傾向が高まるなかで、広告に頼らない形の集客としてコンテンツマーケティングの導入やECサイトのメディア化が活発になっています。
そのため集客経路として特にSEOとSNSの重要性が非常に高くなっています。
しかしどちらも広告費は掛からずとも、継続して情報発信する運用コストが高く、また専門的な知識やプラットフォームの特性に理解がないと、期待する効果を得ることが難しいのが現状です。

私たちがWEBサイトの制作だけでなく、その後の運用体制の構築までご提案させていただくのは、サイトの運用には社内の仕組みづくりが不可欠だからです。
お客様の中にWEBチームを発足していただいて、必要な情報やツールの使い方を弊社からレクチャーすることもありますし、私たち自身が外部WEBチームとして完全に運用をお任せいただくこともございます。
現在の企業規模や社内リソース、予算に応じて最適な運用プランをご提案いたしますのでWEBサイトの運用や集客にお困りの方はお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

山本 真史

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