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動画マーケティングとは|制作会社に依頼した方が良い理由。事例も解説【WEBマーケティング】

2020年に始まった5Gによって、2021年は動画の時代になるだろうと言われ、
ビジネスシーンへの動画の活用にもいっそう期待が高まっています。

自社で動画マーケティングをはじめたいけど、

・動画を使うとどんなメリットがあるの?
・何を発信していいのかわからない
・インハウスの動画制作ってコスパいいの?
などの悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

そこで、これから自社で動画マーケティングをしたいと考えている方のために
動画マーケティングをはじめる前に知っておくべきこと」をまとめました。

私は、自社コンテンツ・webサイトのコンテンツマーケティングの一環として動画制作を担当しています。
実際に自社で動画制作をスタートさせた感想として参考にしていただければ幸いです。

「コストをかけたのに成果が上がらない」といった悩みを抱えずに、動画マーケティング導入に役立つ考え方をお伝えできればと思います。

【早速ですが、結論です】


これから動画マーケティングを始めたいなら、まずは制作会社に依頼する」ことをオススメします。

■ 制作会社に相談した方が良い3つの理由


・費用と時間のコストを抑えることができる
・目標を達成するための動画の制作・運用ができる
・詳細な分析ができる

動画制作を自社で行うとなると、思っている以上にコストがかかります。
特に時間的コストは大きく、学習に時間がかかる上に、自社で動画制作を開始直後は一本の動画を作るのに数週間かかってしまうなんてこともありえます。

動画マーケティングは映像を作り出す前から始まっています

<動画を公開するまでの流れ>
動画を用いたマーケティング施策の設計

発信する動画コンテンツの設計

目的達成のためのクリエイティブの制作

動画を公開するためのサイト構築・SNS運用

動画の分析・改善

このように、動画マーケティングはクオリティの高い動画を制作して公開することだけが全てではありません
ノウハウがない状態から成果を生むのは簡単なことではないのです。

しかし、制作会社に依頼した場合だと、発信する内容やその効果的な見せ方、そして公開後の分析と改善のサイクルを回していくことで、効果的に目標達成に近づくことができます。
全てを自社で完結させるのではなく、まずは適所で外注して動画のノウハウを貯めていくことが、成果を出せるようになるまでの早道だと思います。

■ 知っておきたい動画マーケティングの特徴



動画による情報発信は、「情報密度が高い」「SNSと相性がいい」「視覚・聴覚・感性に訴える」などの特徴があります。

「Wi-fiの普及」「5G回線の整備」によって、YouTubeやSNSに触れる機会が多くなりました。
通勤通学の合間や休憩時間のちょっとした時間も、生活者にとっては消費行動のタイミングです

動画の情報密度の高さや、SNSによる拡散力、訴求力の高さを駆使して、動画コンテンツの発信によるデジタルマーケティング全般が、「動画マーケティング」です。

■ 動画マーケティングのメリット


・イメージを効果的に伝えることができる
・短い時間で多くの情報を伝えることができる
・配信方法が豊富

1分間の動画の情報量はwebページ3600ページ分と言われています。
グルメ番組のしずる感あふれる料理を見て、誰しもが一度は「おいしそう・・・」と思ったことがあるはずです。
テキストでいくら説明してもあのよだれが出てくる感覚は表現できませんよね。

また、動画メディアの普及やSNSの拡散性も相まって、より関心度の高いユーザーに発信できるという利点もあります。

他にも「記憶に残りやすい」「物語によって感性に訴えかけやすい」「動画分析によって効果を高められる」「拡散力が強い」などなど、、、
活用次第でその強みを発揮し、様々なシーンで活躍してくれます。

■ 動画制作部からみたデメリット


動画マーケティングのデメリットは以下のようなものがあります。
・制作/運用の学習コストが非常に高い
・制作において費用的・時間的にコストがかかる
・成果が出るまでに時間がかかる

自社で動画制作を始めようと思うと、多大なコストを要します。
コストを下げることを意識しすぎて、安く早く作った動画で思っていた成果を出せないということも考えられます。

企画・設計・構成・撮影・録音・素材作成・編集・運用・・・など、制作にかかる費用はもちろん、学習コストも高いです。

■ 動画制作の選択肢


【自社で作る】
課題は多くなりますが、その分ノウハウを蓄積していくことで、様々な分野に展開していくことができます。
コストと見合う成果と社内のリソースを確保できるならば、価値のある投資となるかも知れません。

【制作会社に依頼する】
制作会社といっても会社によって強みは様々です。
「価格やスピード」「高品質の動画」「WEBに強い」など、自社の動画戦略にマッチした制作会社を選ぶことでさらに成果を上げやすくなります。
ノウハウがないうちは、マーケティング戦略から相談できる制作会社に依頼することで失敗のリスクを減らすことができます。

【編集ツールを活用する】
最近ではインハウスの動画制作向けに簡単に動画編集できるソフトやサービスもあります。
このようなサービスを活用する事で、制作自体のコストを下げることができます。

動画制作自体に割くコストを削減することで、戦略を練ることに注力することができます。

■ 動画の種類


広告 ・・・集客や認知度アップ、コンバージョン
セミナー ・・・自社のサービスや商品に関連する情報発信
自社メディア ・・・自社コンテンツの強化
ブランディング ・・・企業のイメージアップ
採用コンテンツ ・・・採用に関するイメージアップや情報発信

など発信の仕方は様々です。
どのような発信の仕方があるのか?
具体的な事例を3つご紹介するので、参考にしてみてください。

■ 活用事例


【アマゾン(Amazon)】
働く社員の生の声を届けてサービス自体の価値を伝える。

アマゾンは感情に訴えかけるプロモーションを行っています。
商品を「どのような人がどんな想いで届けているのか」を伝えることによって、サービスの便利さではなく、サービスの価値を訴えています
これをみた後に届いた荷物は、社員の想いを感じてしまいそうです。

【シャネル(chanel)】
「ファッションブランドのイメージをアップするクリエイティブ」で、「商品ができるまでの過程」を発信。


(日本語字幕対応)

クオリティの高い動画によってファッションブランドとしてのイメージを高めています。
また、商品のできる長い過程を見せることによって、商品を手に取った時に、品質プラスαの価値を感じることができます。


【株式会社カプコン】
自社開発のゲームを実際にプレイしてレビューし、魅力を効果的に伝える。

ゲーム会社として有名なカプコンの新作プロモーション動画です。
ゲームの面白さを伝えるには実際に遊んでいるところを伝えるのが一番ですね。
自社製品をレビューするというのも、商品をPRする手段の一つです。

■ 動画マーケティングもやはり大事なのは、”分析と改善”


先述した通り、動画マーケティングもマーケティング施策の設計がとても重要です。
しかし、どんなに綿密な設計をしていてもいきなり思い通りの結果が出るというケースの方が稀です。

設計や制作についてのノウハウがないうちは、制作会社に依頼をして、徐々に設計や制作を自社で負担していく。
このような方針をとることで、結果を出しつつ効率よくマーケティングのノウハウを貯めていくことができます。

動画マーケティングは、商品の売り上げを伸ばすだけではなく、採用やブランディングに活用することもできます。
動画への注目が高まる時代で、効果的な成果を出す動画マーケティングに挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

宇野 凌平

クリエイティブ & ディベロップメント Division