2022年IT導入補助金について概要が発表されました。
今回はこれまでと異なる、補正予算事業のポイントをご説明します。
IT導入補助金とは
業務効率化や生産性の向上を目的として、会計ソフト、勤怠管理システム、インボイスECサイト制作などのITツールを導入するときに受けられる補助金です。今年で6回目の実施となります。
申請には利用するITツールによって2種類の型に振り分けられており、それぞれ補助率が異なります。
1.通常枠(A・B類型)
補助額30万~450万以下
補助率1/2
2.デジタル化基盤導入型
補助額5万~350万
補助率2/3
※50万以下の申請の場合は補助率3/4、少ない金額からでの申請も可能となります。
ECサイト制作では「2.デジタル化基盤導入型」が該当します。
では、具体的に何が申請できるのか?
申請できる内容大きく3つ
・ECツールの導入費(サイト制作費)
・クラウドの2年分の利用料(月額かかるツール利用料×2年分!)
・PC、タブレット、レジ、発券機等のハードウェア機器購入費
※PC・タブレット等:補助率1/2以内、補助上限額10万円
※レジ・券売機等:補助率1/2以内、補助上限額20万円
例えば、「ECサイト+POSレジ購入費」「ECサイト+カメラ、タブレットなどの端末購入」などで申請が可能となります!
複数社と連携して申請が可能
これまでは、1事業者と一緒に申請を行っていましたが、複数社と一緒に申請が可能となりました。
例えば、、ECサイト制作をデザイントランスメディアで行い。別会社Bが提供する経営分析システムを導入。
デザイントランスメディア+B会社、それぞれが提供するITツールをまとめて申請が出来ます。
スケジュールは?
詳細スケジュールはまだ発表がされておりません。
昨年の交付申請受付開始は4月にありましたが、今回はやや遅れているようです。
おそらく申請に必要な書類は昨年と同じ可能性が高いので、「gBizID(GビズID)」の取得は早めに申請をおすすめします。
※gBizIDとは・・・補助金や行政サービスに1つのID・パスワードで申請できるサービスです。
申請から完了までのフローはこちら↓
注意点
現段階では制度設計中のため変更の可能性があります。(3/25時点)
詳細が発表され次第、ご案内します。
導入を検討している、とりあえず話を聞いてみたい、等々お気軽にご相談ください。