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COLUMNコラム

パッケージデザイン

こんにちは。デザイントランスメディアの村尾です。

私たちはホームページ制作などWebを中心とした事業を展開していますが、通販を行なっているクライアント様が大半を占めており、Web以外でも商品パッケージの制作やパンフレット、CRMツールの制作などご依頼いただくことも多いです。

特にパッケージに関してはユーザーが目にする機会がもっとも多く、ブランディングの面で商品イメージの中核を担っており、複数の事前調査を行うなど慎重に制作を進めます。

なので、年に数回、パッケージの知見を増やすため、パッケージ関連事業専門の大手企業さんが所有されている「パッケージだけを集めた資料館」に足を運んでいます。

今回は資料館を見学した内容やパッケージデザインのトレンドなどご紹介したいと思います。


世界中から集められた数万点のパッケージが展示された資料館


パッケージだけを集めた資料館には新旧、世界中のパッケージが20000点ほど展示されています。
広さは、体育館ぐらいで二階建てになっており、ご担当の方に説明を受けながら見て回ると3時間ぐらいかかります…

私はデザインを見ることは業務で慣れていますし、非常にデザインのアイディアとして参考になるので楽しいのですが、一般企業の方は全て見終わる頃にはかなり疲弊されるようです…

そんな意見もあり、展示を半分ぐらいに減らしたとお聞きしました…いや〜勿体ない…
デザイン関係者からするとそのまま提案可能なデザインばかりで実務にバリバリ使える資料の宝庫なんですけどね!
※申し訳ございませんが、取引企業のみ見学できるとのことで、企業名、写真などは掲載しておりません。

デザインだけであれば、Webでも複数あるギャラリーサイトで見ることもできますが、実際に商品化された現物を見ると、Webだけでは感じ取ることができない沢山の情報を得ることができるので、実物を手にとってみることを重要視しています。

例えば、材質や大きさ、耐久性、佇まい、使いやすさ、印刷の方法、パッケージ内のデザイン、ディスプレイした際の見栄えなどが挙げられます。毎回学ぶことが多く、新たな発見があり、提案のアイディアが生まれます。


パッケージのトレンド


今回、特に感じたことは、視覚的なデザインだけではなく、未来を見据えて“捨てる”ことまで考えたパッケージが増えてきていると思いました。
コンパクトに畳めたり、燃やすなど、廃棄の際に出来るだけ自然に配慮した設計になっており、“捨てる”コスト面も考えられています。

3ヶ月前にプラスチックゴミによる環境汚染を懸念してスターバックスがプラスチックを使用したストローの全廃を世界中の全店舗で2020年までに行うと発表し、話題になりました。
世界中で環境のことを考えた対策がとられており、捨てやすいことが注目されています。

次に感じたことはトレンドとは少し離れまずが、パッケージデザインが素晴らしい企業は総じてホームページも素晴らしく制作されており、企業としてデザインに力を入れていることがわかります。

良質なWebデザインが集められた参考サイトに掲載されていたり、雑誌やテレビに取り上げられた商品パッケージがいくつも展示されていました。

展示してある商品を見ていると大手や老舗企業の商品もありました。
大手や老舗企業の商品は数十年同じパッケージを使用していたり、ユーザーも一目見て、どの企業の商品かわかるなど知名度が高いと思います。そのメリットを捨てることはなかなかできることではありません。
失敗すると知名度どころか売り上げが下がることも考えられます。ですが、時代に合わせてデザインを一新し、舵を切る決断をした企業には勇気やセンスを感じました。



パッケージデザインを変更するだけで売り上げが三倍になった、売れなかった商品が急に売れ出したなど、現実として起こっており、一般の方でもデザインが身近になってきて、重要度が日に日に高まっていると感じています。

どの記事を読んだか忘れていまいましたが、ユーザーアンケートでは商品を選ぶ時、パッケージで選んだと回答した方が7割もいたそうです。

これからも見た目だけの視覚的なデザインだけではなく、付加価値を持ったデザインを提案したいと思います。


最近では経営にデザインを取り入れる「デザイン経営」という言葉をよく聞くようになりました。
次回のコラムでは「デザイン経営」について書きたいと思います。
この記事を書いた人 村尾 俊一 Creative & Development Division