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  1. DNSの浸透とは何か Part.1

COLUMNコラム

DNSの浸透とは何か Part.1

こんにちは。デザイントランスメディアの宍戸です。


WEB制作を行なっていると、サイトのリニューアルに伴いサーバーを別のサーバーへ移転する場合が多くありますが、その際に、移転したにも関わらず、サイトが切り替わらない事象が発生する事があります。
これは、いわゆる「DNSの浸透」というネットワーク業界の都市伝説的な事象が要因となっています。
今回はこの「DNSの浸透」について少し書きたいと思います。
※「DNSの浸透」という言葉の表現は正しい表現ではないとも言われていますが、今回はよく耳にするこの表現を使用いたします。


ドメインとは


DNSの話をする前に、ドメインについてお話をしたいと思います。DNSは「ドメインネームシステム」と呼ばれ、ドメインと深く関係のある仕組みとなります。
ドメインとは、インターネット上で利用される住所のようなものです。
インターネット上では、IPアドレスと呼ばれる番号でアクセスするサーバーを判断していますが、IPアドレスは「133.130.41.25」などのような表記のため覚えにくく、利用しづらい物になっています。
そのため、ドメインを利用することにより、「133.130.41.25」のような番号ではなく、会社名など覚えやすい名称(弊社であればdt-media.jp)でアクセスできるようになります。
ドメインとIPアドレスは紐付いているので、設定によってはIPアドレスでもドメインでも同じサイトを表示させる事が可能です。
実際の住所で言うと、緯度と経度(IPアドレス)でその場所に行くか、福岡県福岡市早良区百道浜〜(ドメイン)でその場所に行くかといったようなものです。
明らかに、後者の方が行きやすいですよね。


DNS(ドメインネームシステム)とは


ウェブサイトにアクセスする場合、ブラウザにURLを打ち込んでアクセスをしています。ウェブサイトを表示するサーバーにもIPアドレスが割り当てされており、DNSがブラウザに打ち込まれたドメインを元にIPアドレスを返し、そのIPアドレスへアクセスします。
メールも同様に、@から後ろの文字列がドメインになりますが、DNSがIPアドレスを返し、相手先のメールサーバーにメールを送ります。
このように、IPアドレスとドメインを紐付けして管理している仕組みがDNSになります。



移転の時に何をするのか


サイトを移転させる場合は、2つの方法があります。一つは、DNSサーバーに設定されているIPアドレスを移転先サーバーのIPアドレスに変更する方法(DNSレコードの変更)、もう一つはドメインに紐付いているDNSサーバー自体を別のDNSサーバーに変更する方法です。
この変更作業を行った際に、すぐに新しいサーバーに切り替わらないことがあり、この状態を「DNSの浸透」がまだ終わってないという言葉で表現しています。
この「DNSの浸透」にはよく72時間かかると言われており、この間は旧サイトが表示されたり新サイトが表示されたり、安定しない状態が続きます。





長くなりましたが、DNSの簡単な概要については以上になります。冒頭で都市伝説ような言葉と書いていますが、「DNSの浸透」はちゃんと設定すれば防げるとも言われています。まだ本題に入れていない内容になってしまいましたが、DNSについては奥が深いのと、私がまだまだ勉強中のため、回を分けて書いて行きたいと思います。
また別の機会に、「DNSの浸透」をもう少し掘り下げて行きます。


この記事を書いた人 宍戸 陽介 Creative & Development Division