2020年に始まった5Gによって、2021年は動画の時代になるだろうと言われ、
ビジネスシーンへの動画の活用にもいっそう期待が高まっています。
自社で動画マーケティングをはじめたいけど、
・動画を使うとどんなメリットがあるの?
・何を発信していいのかわからない
・インハウスの動画制作ってコスパいいの?
などの悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで、これから自社で動画マーケティングをしたいと考えている方のために
「動画マーケティングをはじめる前に知っておくべきこと」をまとめました。
私は、自社コンテンツ・webサイトのコンテンツマーケティングの一環として動画制作を担当しています。
実際に自社で動画制作をスタートさせた感想として参考にしていただければ幸いです。
「コストをかけたのに成果が上がらない」といった悩みを抱えずに、動画マーケティング導入に役立つ考え方をお伝えできればと思います。
動画制作を自社で行うとなると、思っている以上にコストがかかります。
特に時間的コストは大きく、学習に時間がかかる上に、自社で動画制作を開始直後は一本の動画を作るのに数週間かかってしまうなんてこともありえます。
動画マーケティングは映像を作り出す前から始まっています
このように、動画マーケティングはクオリティの高い動画を制作して公開することだけが全てではありません。
ノウハウがない状態から成果を生むのは簡単なことではないのです。
しかし、制作会社に依頼した場合だと、発信する内容やその効果的な見せ方、そして公開後の分析と改善のサイクルを回していくことで、効果的に目標達成に近づくことができます。
全てを自社で完結させるのではなく、まずは適所で外注して動画のノウハウを貯めていくことが、成果を出せるようになるまでの早道だと思います。
「Wi-fiの普及」「5G回線の整備」によって、YouTubeやSNSに触れる機会が多くなりました。
通勤通学の合間や休憩時間のちょっとした時間も、生活者にとっては消費行動のタイミングです。
動画の情報密度の高さや、SNSによる拡散力、訴求力の高さを駆使して、動画コンテンツの発信によるデジタルマーケティング全般が、「動画マーケティング」です。
1分間の動画の情報量はwebページ3600ページ分と言われています。
グルメ番組のしずる感あふれる料理を見て、誰しもが一度は「おいしそう・・・」と思ったことがあるはずです。
テキストでいくら説明してもあのよだれが出てくる感覚は表現できませんよね。
また、動画メディアの普及やSNSの拡散性も相まって、より関心度の高いユーザーに発信できるという利点もあります。
他にも「記憶に残りやすい」「物語によって感性に訴えかけやすい」「動画分析によって効果を高められる」「拡散力が強い」などなど、、、
活用次第でその強みを発揮し、様々なシーンで活躍してくれます。
自社で動画制作を始めようと思うと、多大なコストを要します。
コストを下げることを意識しすぎて、安く早く作った動画で思っていた成果を出せないということも考えられます。
企画・設計・構成・撮影・録音・素材作成・編集・運用・・・など、制作にかかる費用はもちろん、学習コストも高いです。
【制作会社に依頼する】
制作会社といっても会社によって強みは様々です。
「価格やスピード」「高品質の動画」「WEBに強い」など、自社の動画戦略にマッチした制作会社を選ぶことでさらに成果を上げやすくなります。
ノウハウがないうちは、マーケティング戦略から相談できる制作会社に依頼することで失敗のリスクを減らすことができます。
【編集ツールを活用する】
最近ではインハウスの動画制作向けに簡単に動画編集できるソフトやサービスもあります。
このようなサービスを活用する事で、制作自体のコストを下げることができます。
動画制作自体に割くコストを削減することで、戦略を練ることに注力することができます。
など発信の仕方は様々です。
どのような発信の仕方があるのか?
具体的な事例を3つご紹介するので、参考にしてみてください。
アマゾンは感情に訴えかけるプロモーションを行っています。
商品を「どのような人がどんな想いで届けているのか」を伝えることによって、サービスの便利さではなく、サービスの価値を訴えています。
これをみた後に届いた荷物は、社員の想いを感じてしまいそうです。
【シャネル(chanel)】
「ファッションブランドのイメージをアップするクリエイティブ」で、「商品ができるまでの過程」を発信。
ゲーム会社として有名なカプコンの新作プロモーション動画です。
ゲームの面白さを伝えるには実際に遊んでいるところを伝えるのが一番ですね。
自社製品をレビューするというのも、商品をPRする手段の一つです。
設計や制作についてのノウハウがないうちは、制作会社に依頼をして、徐々に設計や制作を自社で負担していく。
このような方針をとることで、結果を出しつつ効率よくマーケティングのノウハウを貯めていくことができます。
動画マーケティングは、商品の売り上げを伸ばすだけではなく、採用やブランディングに活用することもできます。
動画への注目が高まる時代で、効果的な成果を出す動画マーケティングに挑戦してみてください。