料亭稚加榮様は、長年にわたりその確かな味と品質で多くのお客様から信頼を集めています。
特に、お中元やお歳暮の贈り物として、稚加榮の商品は多くの方々に選ばれています。
その魅力を伝えるカタログは、ただの「商品紹介ツール」にとどまらず、贈り物として選ばれる商品の価値をさらに高めるための重要な施策として位置付けられています。
2020年から稚加榮様のカタログ制作を継続してご依頼いただき、WEBマーケティング全般のサポートと並行して、時代や顧客ニーズに対応した柔軟な対応を行っています。
この記事では、「WEB施策と繋がるカタログ制作事例」をご紹介します。
目次
具体的な取り組み
新商品の訴求や販売時期に合わせたページ構成
稚加榮様では毎年新商品の開発・販売を進めているため、カタログ制作でも新商品に力を入れた訴求が求められます。今年の例として、高級ラインの国産明太子をメイン商品として取り上げました。
商品情報やパッケージ写真が揃うタイミングが制作スケジュールぎりぎりになってしまう場合は、デザインの確定が本誌より遅くなっても問題ない差し込みチラシを活用するなど、柔軟に対応できるようにしています。
必要に応じて、ページ構成の変更や情報の優先順位付けを迅速に行い、スケジュールに合わせた品質の高い制作を実現しています。
詳細案内をWEBで提供
定期でお届け可能な商品ページでは、カタログ内には定期配送の概要を記載し、詳細はQRコードを使ってWEBページで案内しています。これにより、カタログの紙面スペースを効率的に活用しつつ、WEBページでは商品の特徴やメリットをより詳しく伝えることが可能になりました。
デジタルと紙面を組み合わせたこの方法により、顧客の利便性を高めています。
レシピ活用によるWEBとカタログの連携
年に2回カタログ用にご準備いただく料亭レシピ。このレシピをWEBサイトにも掲載することで、検索からのサイト流入増加につながっています。
また、メールマガジンでも配信することで、既存顧客への接触機会を増やしています。カタログ、WEB、メルマガが相互に連携し、幅広い顧客層との接点を生み出しています。
公式LINEアカウントのプロモーション
昨年オンラインショップ公式LINEアカウントを開設し、その告知をカタログ内でも行いました。
分析用の専用URLをカタログに記載することで、カタログ経由で追加された友だち数を計測可能に。
施策の効果を数値で確認し、次回以降のプロモーション改善に役立てています。
長期的なお付き合いだからこそ実現できる、柔軟な対応と成果
長期的なパートナーシップにより、稚加榮様のニーズやブランドイメージを深く理解した上で、柔軟な対応を行うことが可能となっています。
新商品の販売開始時期とカタログの納期を考慮した構成の提案、また商品に関するWEBページも一緒に制作しているため、Webサイトとの統一感を保つことができます。
また、LINEアカウントの活用、レシピ紹介など、WEB施策と連携したカタログ制作を通じて、オンラインとオフラインを繋げる工夫を続けています。
これらの取り組みにより、単なる商品案内を超えた、稚加榮様のブランド価値を高めるための重要なマーケティングツールとして進化を続けています。
紙媒体とWEB施策と結びつける重要性
今回ご紹介した稚加榮様の事例では、カタログ制作をWEB施策と結びつけることで、より多くの顧客接点を生み出し、成果に繋げています。新商品の訴求やレシピ活用、QRコードによるWEB誘導と分析など、WEBとオフライン施策を一貫させた取り組みが効果を発揮しています。
弊社では、WEBとカタログなどのオフラインツール、どちらもワンストップでご提供可能です。
御社に合わせた制作・運用についてご提案させていただきますので、ぜひご相談ください。