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【コミュニティマーケティングとは?】もはや最先端!令和HIPHOPのコミュニティ形成術

こんにちは!
福岡のWeb制作会社 デザイントランスメディアの尋木です!

入社してからあっという間に8ヵ月。
これまでに、デザインはもちろんのこと、コーディングやディレクションなど、様々なことを勉強させてもらっています!
またありがたいことに、最近では実際にお客様との打ち合わせに同行させてもらうことも増えてきました。

そんな中、よく耳にするのが「コミュニティマーケティング」です。

コロナの影響で、対面でのつながりが希薄になっている昨今、オンラインでのコミュニティ形成に魅力を感じる人が増えてきているのは必然だと思います。

そういった、オンライン/オフラインのコミュニティを形成し、そのコミュニティを活用していくことを「コミュニティマーケティング」と言います!(かなり大雑把ですが、、)

コミュニティマーケティングの目的


大きく分けて以下の4つの目的があります。

(1)リサーチ/ユーザーインサイトの取得
(2)ロイヤリティの向上
(3)メディアとしての機能
(4)カスタマーサポートコストの軽減

この中でも今回は「ロイヤリティの向上」、「メディアとしての機能」を発揮している事例を紹介したいと思います!

HIPHOPにおけるコミュニティマーケティング


タイトルにも書いていますが、今回はHIPHOPの事例を紹介しようと思います。

なぜHIPHOPなのか。

それは自分がHIPHOPが大好きだからです!すみません!!

冗談はさておき(半分本気です)、HIPHOPというカルチャー自体が、当初社会的マイノリティのコミュニティで成り立っており、カウンターカルチャーとしての音楽やダンス、アートが発展していったという背景があるのはみなさんもご存じかと思います。

もちろん、現在でもそのコミュニティ意識は根強く、良くも悪くも社会に様々な影響を与えています。

そんなコミュニティ意識を上手くマーケティングに落とし込んだのが、「Dos Monos」の2nd アルバム「Dos Siki」のリリース前広告です!

彼らが秀逸な点は、
・コミュニティ形成
・メディア化
・ロイヤリティの向上

の3つを、アルバムリリース前に成し遂げたという点です。

では、具体的にどのような広告を打ち出したのか。

やったことは1つ、「新アルバム収録曲のトラック制作画面を広告として使った」だけです。

この広告によって、

ユーザー側の楽曲の予測/期待

二次創作

拡散

アーティストを含めたコミュニティの形成

ロイヤリティ化によるアルバム購買欲アップ

この一連の流れのメディア化

ユーザー側の楽曲の予測/期待

というサイクルが自然に発生していきました。

また、このサイクルの中にも、二次創作によるユーザー体験と、その共有によってコミュニティ体験ができあがり、アルバムを購入することで二次創作の答え合わせができるという仕掛けが仕込まれています。

このように、広告の内容・出し方・付加価値を上手く組み合わせ、また、計画的にフローを作ることで、コミュニティマーケティングを事前に成功させた事例というのは、なかなか無いのではないでしょうか?

今回は、HIPHOPというカルチャーが土台にあったからこそ成功した事例かもしれません。
しかし、この仕組みは今後、どの業態のオフラインでもオンラインでもマストになると感じています。

弊社は、制作会社という立ち位置ですが、Webサイトの構築だけでなく、その後のビジョンを見据えた最適なご提案・運用をさせていただくことを心がけております。
もちろん今回書かせていただいた「コミュニティマーケティング」にも力を入れておりますので、気になった方は、ぜひ一度お問い合わせください!

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この記事を書いた人

尋木 風都