コロナの影響で今まで、店舗だけで商品を販売していたけど、
ECサイトなどのカートシステムを導入して、オンラインで事業展開を
ご検討中のお客様が増えてきております。
ECサイトを導入するにあたり、必ず導入しないといけないのがシステムです。
ECだけではなく、ブログサイト用のCMSや、問い合わせフォームなども
全て導入時はシステムが必要となります。
ただ、ECやCMSなどを導入したことがないお客様には、
どのシステムを導入すれば良いのか判断するのはとても難しいことだと思います。
また、ECやCMSでやりたい事を伝えてWeb事業者に見積してもらったら、
思っていたよりも高額な見積となったご経験はございませんでしょうか?
今回はそんなシステム導入をご検討中の方向けに、
導入時のパターンや、お伝えしたい事などをまとめてみたいと思います。
システム導入する時のパターン
まず、システム導入する時は、大きく分けて以下の2つのパターンがあります。
1.既にあるシステムをカスタマイズして開発する
2.お客様の要望にあったシステムを1から開発する
それぞれのパターンについて、詳細を説明させていただきます。
既にあるシステムをカスタマイズして開発するパターン
既にあるシステムは、一部ですが以下のようなものが挙げられます。
EC:EC-CUBE(パッケージ)、Shopify(ASP)
CMS:Wordpress、MovableType
これらのシステムは無料で利用できるものもあれば、
有料(買取型、サブスク型)のものもあります。
これらのシステムには、ECやCMSの基本的な機能が備わっています。
お客様のご要望が、その基本的な機能で全て満たされていたり、
カスタマイズを行う事で、実現が可能な場合は、こちらのパターンで導入を進めます。
こちらのパターンのほうが、既存のシステムを使うため、
その分工数が少なるため、その分システム開発費が少ない傾向にあります。
弊社のお客様の殆どが、こちらのパターンでシステムを導入されます。
お客様の要望にあったシステムを1から開発するパターン
1のパターンでは、お客様のご要望を叶えられない場合、
こちらのパターンをご提案する事になります。
こちらのパターンでは、お客様のご要望を満たした、専用のシステムを構築することになります。
1からシステム開発を行う場合の大まかな流れは以下となります。
1.要件設計 :お客様のご要望を確認して、実現可能か、こうしたほうが良いのではないかなどの要件をまとめる
2.プログラム設計 :要件設計の内容をプログラムに落とし込み設計する
3.プログラム実装 :実際にプログラムを実装する
4.テスト :実装したプログラムのテストを行う
5.リリース :システム稼働するサーバーの構築、リリースを行う
こちらのパターンは設計から実装まで全てを一から開発するため、
期間や費用がパターン1よりも膨らむ傾向にあります。
システム導入を検討中の方にお伝えしたい事
お客様のシステム導入を担当する際に、せっかくシステム導入するのだから、
あれもやりたい・これもやってみたいといったご要望をお客様からいただく事があります。
弊社にご依頼頂いた以上、可能な限りご要望にはお応えしたですが、
コロナの影響で以前にも増して、システムの導入には軽さが求められているように感じます。
ここで言う軽さとは、最初のシステム導入時に色々な機能を詰め込まず、まずはなるべくコストを抑えて、短期間でシステム導入を行う事を指しています。
今までECでの商品販売を行ったことのないお客様であれば、まずはASPカートなどの最低限の機能を使って、商品を販売して、顧客の反応を見てみる。
商品が順調に売れてきて、次の施策を行うために機能がほしいとなった場合、追加でシステム開発を行う。
もし、商品が売れなかった場合でも、コスト・期間を低く抑えているので、失敗した時のダメージも最小限で抑えられます。ダメージが最小限で抑えられているので、次のチャレンジも行いやすいのもメリットです。
商品の流行り廃りのサイクルが以前に増している昨今、今まで以上にシステム導入への軽さが重要になってくるように感じでおります。
まとめ
今回は、システム導入には軽さが必要ということをお伝えさせていただきました。
なので、最近は弊社でもASPサービスなどを使って、納期とコストを抑えて、まずはリリースさせる案件が増えてきております。
ただ、初めてシステムを導入する場合、どんなふうにしたら良いかわからない場合が、殆どだと思います。
弊社ではそんな場合のご相談も受け付けておりますので、気軽にご相談いただけたらと思います。