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検索流入変動の原因はちゃんと見てますか?

こんにちは。ソリューションチームの木下です。
最近キーボードの調子が悪いようで、「~です。」と打ち込むと「~ですう。」とちょっとこじらせた萌えキャラのようになってしまい、かなり注意深くタイピングしておりますう。

さて、本題ですが検索エンジンからの流入数が変化した時、その原因追及はされておりますでしょうか?
この内容によっては対応が異なるのはもちろん、別の集客経路に力を入れなければ…と方針変更を考える必要も出てきます。
ここでは流入数が下がった場合に絞ってお話いたします。

検索エンジンからの流入数が減少する3つの原因

1.順位下落によるクリック率が低下

順位とクリック率はほとんどの場合比例しますので、順位に変動がある場合クリック率が下がるのは当然です。

【対策】
SEO対策が必要となりますが、最近ではコンテンツマーケティングの一環としてブログ・コラムで記事(ページ数)を増やすという手法が多いようです。
ただし、その記事への流入は増えたけどほとんどが直帰して成果に繋がらないという話をたくさん聞きますので、記事内容の方向性とサイト内導線設計もしっかりと考える必要があります。

2.クリック率は変わっていないが検索ボリュームが変化している

意外と見落としがちなのがこちらです。この情報はGoogle Analyticsだけではなかなか見えてこないため、サーチコンソールで確認する必要があります。

【対策】
シーズナリティがある商品・サービスの場合は時期的な現象として受け入れる必要がありますが、そうでない場合は別のキーワード強化や集客経路ごと新しく開拓することを検討するべきかもしれません。
よく釣りに例えますが、魚がいないところにどれだけいい餌を巻いても魚は釣れないからです。

3.順位変動はないがクリック率だけが下がっている

最近ではこのケースが増えてきたように感じます。以前このコラムでも書きましたが、検索エンジン全体のクリック率が下がってきたというデータがあります。
これは検索エンジン上部にリスティング広告4段、Googleショッピングの商品バナー、Googleマイビジネスで登録されている地図と企業・ショップ情報が出てくる場合、検索結果の1位はページの半分より下までいかなければ出てこないからと予想されます。

【対策】
クリック率がもともと低いのと下がったのでは考え方が違ってきますが、まず検討すべきは検索結果に出てくる見出しと紹介文(titleとmeta description)のリライトです。
検索を行ったユーザーは青字のタイトルとその下の説明文を読み、そこに自分が求めている情報があるかどうかを判断しますので、競合他社のライティングも確認しつつ選ばれるための文章作成を行うことでクリック率を向上させることができます。

しかし、こちらも場合によっては上と同様にキーワードの選定や別の集客経路を検討した方が良いかもしれません。

サーチコンソールの見方

最低限ここだけは見ておくべきサーチコンソールの場所がこちらです。

以上、コストがかからない検索からの自然流入は大事にしたいところではありますが、最近ちょっと労力に見合わないと感じることも出てきました。
集客経路はリスクヘッジのためにも複数整えておくのは重要ですね。
集客に関してお困りのことなどありましたらお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

木下裕嗣

Solution & Consulting Division