こんにちは、福岡のホームページ制作会社デザイントランスメディアの小畑です。
今回の記事は、よくご相談いただく採用・求人について。
様々な媒体がありますが、求人媒体は掲載費用が高く、また応募フローが決められてしまいますよね。
そんな中で、会社と求職者を直接つなぐ、SNSでの求人広告の掲載が増えています。
この記事ではインスタグラム広告を使った弊社求人広告の実績をお見せしつつ、広告デザインのポイントについてお伝えいたします。
目次
広告を出す目的とインスタグラムを選んだ理由
弊社では毎年、8月と3月にインターンシップを開催しています。
このインターン募集に際し、インスタグラム広告を活用。
インスタグラム広告を選んだ理由としては
・ターゲットユーザーの活用が多い
・リスティング広告のように検索をしなくても目に留まる
・届いてほしい層に的を絞った配信がしやすい
・動画を使用した広告を使える、また数値分析がしやすい
などが挙げられます。
インスタグラム広告の種類とサイズ
インスタグラム広告で求人広告の掲載場所として使えるのは大きく分けて2つ。
フィード(タイムラインや発見タブ)
ストーリーズとリール
フィードには投稿として見やすい1080pxの正方形、ストーリーズやリールにはスマホ画面いっぱいの1080px×1920pxのサイズを使用することが多いです。
今回の広告では
①社員が働いている様子がわかる動画
②インターン特設サイトのイラストを使った動画
②インターン特設サイトのイラストを使った静止画スライド
の3つのパターンで広告デザインを作成しました。
広告デザインによる反応の違い
当初は②③のイラストを使った広告デザインで出していたのですが、
広告の表示数に対するクリック数(クリック率)があまりよくなく…
「広告のクリック率を上げるための改修」として、下記を行いました。
改修①社員が働いている様子がわかる実写の動画を追加
当初の広告デザインでは、動画と静止画スライドどちらも特設サイトのイラストを使用。
・広告デザインと、広告リンク先の印象を揃えること
・フレッシュなイメージ、伝えたい情報を掲載すること
を大切にし、このようなデザインでした。
2020年にインターンを開催した際も特設サイトのイラストを広告デザインに使用していて反応が良かったこともあり、
この広告デザインも残しつつ、社員が働いている様子がわかる実写の動画も追加することになりました。
実写の動画とイラスト動画のクリック率、再生率を比較したところ、下記のようになりました。
■クリック率(広告を見た人がリンクをクリックした割合)
実写動画:1.03%
イラスト動画:0.28%
■50%再生率
実写動画:2.25%
イラスト動画:1.21%
改修②イラストを使った動画の内容を、よりわかりやすく
最初に出していたイラストを動かした広告デザインでは、出したい情報を静止画で出した後、スライドで出していく形式でした。
動画のインプレッション(表示回数)は良かったものの、再生時間が短いことがわかったため、
最初にキャッチ‐なフレーズを動かすことで興味を引くような改修を行いました。
この改修により、動画を半分まで見てくれる人の割合が、動画を見た人の1.06%から2.12%に改善されました。
数値から見ても実写の方が圧倒的に反応が良く、実写の広告デザインを追加してから徐々にエントリーが増えていきました。
結果として、約1ヶ月半の募集期間で広告経由以外の方も含め20人を超える学生さんにエントリーしていただきました。
求人広告におすすめの広告デザイン
今回のインターン生募集の広告では
・インスタ ストーリーズがリーチ(広告が届く人の数)が多い
・実写の動画広告がクリック率が高い
・動画では最初の数秒や動きでキャッチーな文字を(読める文字数で)入れるべき
ということが分かりました。
また、インターンの面接に来てくださった学生さんの話を聞いていると、
今はアルバイトもインスタ広告から応募することが多くあるようです。
学生さんが会社を選ぶときに大切にしていることとして、
「会社の雰囲気」や「働いている人」という項目が数年前から大切になってきています。
イラストやイメージでの広告デザインよりも、
実際に働いている会社の環境や働いている人が見える実写の動画の反応が良かったのは
そのような背景もあるのだろうと考えられます。
求人広告をインスタグラムで掲載されることを検討されている方に参考にしていただければ幸いです。
弊社では採用サイトの制作を承っております。
上記のような事例についてもご共有しながら、SNSを使った集客についてもご提案しております。
WEBを使った採用についてお困りの際は、ぜひご相談ください。