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リピート促進に効く!注文完了ページを改善しよう。

今回は注文やお問い合わせが完了したページでよりユーザーとの関係性を深める施策をご案内します。

完了ページも重要なサイトのコンテンツ

多くのサイトにとって注文やお問い合わせがゴールとして設定されています。 そのため、コンテンツの改善やフォームの入力補助などは行っていても完了ページの内容は最低限の情報しか掲載していません。
しかし、面倒な入力が完了直後のユーザーには、適切な情報を伝えることで「ついでに」登録やフォローといったアクションをしてくれる可能性があります。 実店舗でもレジで購入した後にポイントカードや次回使えるクーポンの案内をされると意外と受け取ってしまうのではないでしょうか。
コンバージョンしたユーザーをリピートに促すための施策は、完了ページから始まっているといっても過言ではありません。 是非この機会を有効活用していきましょう。

完了ページで案内できる内容例

1.SNSの案内

一番導入しやすいのは企業が運用しているSNSの案内です。今の時代、何らかのSNSを運用している企業は非常に多いと思います。SNSをフォローしてもらうことで企業の取り組みや商品の案内をユーザーに届ける機会が増えるので是非完了画面でもユーザーに案内をしていきましょう。 コツとしては、SNSで発信している情報でユーザーがメリットに感じるポイントをしっかりと記載することです。 アパレルECであればインスタグラムでコーディネートを発信している、食品通販ではあればレシピの情報など商品を購入したユーザーに、フォローするメリットが伝わる形で案内しましょう。

 

2.メルマガ、LINEの登録

こちらもSNSと同様取り組んでいる企業が多いと思います。どちらもSNSに比べると登録の心理的ハードルは高く、サイトのトップページや購入フォーム内に案内を設置しても、それだけで登録してくれるユーザーは少数です。しかし、完了画面であればしっかりとメリットを説明できるスペースがあります。 既に他のページで案内している場合でも完了ページへの設置を検討するべきです。

 

3.商品の情報

購入直後に、商品に関連するストーリーや動画コンテンツがあると、より深い情報をユーザーに伝えることができます。これにより、ユーザーは自分がどのような商品を購入したのか実感し、商品の到着を楽しみにしてくれるかもしれません。商品の使用方法や困った時のサポート情報の提供も、ユーザーの体験を向上させることにつながります。ただ、購入直後にすぐに別の商品を売り込むのではなく、まずは購入した商品について理解度を高めることを推奨しています。

 

4.キャンペーンの案内

サイトでクーポン機能が使える場合、完了ページに次回以降の購入に使えるクーポンを掲載することができます。クーポンコードは後日引き上げのメルマガで案内することもできますが、完了ページで次回の購入を意識させるだけでも、メルマガの開封率や次回の購入率の向上に影響を与える可能性があります。 期限が2週間のみ有効なクーポンなど、有効期限が限定されている場合、より効果的です。

 

5.他の商品の案内

時計やアパレルであればケア用の商品を、食品通販であればドレッシングなどの調味料など、今回購入した商品を使用していくうえで必要になりそうな商品を案内することも可能です。 すぐに購入に繋がらなくても、届いた商品を使っているうちに「そういえば」とサイトへの再訪のきっかけになるかもしれません。

Shopifyのおすすめアプリ

Shopifyではサンクスページをカスタマイズするためのアプリも充実しています。
例えば「39Editor」を使用すれば、購入完了ページの任意の場所にコンテンツを挿入することが可能です。
購入回数や購入商品、金額などの条件で表示・非表示を制御できるので目的に合わせて効果的な使い方ができます。
月額5ドルと導入しやすいのも魅力です。

39Editor
https://apps.shopify.com/type?locale=ja&search_id=0aa732a9-27d1-4b2b-a7cb-b22fc3ae2cc8

いかがでしたでしょうか。上記のほかにも、企業やサービスによって案内できる情報はたくさんあると思います。また、どの内容がユーザーに最も喜ばれるかは、ヒートマップやクリック率を見ながらテストすることが重要です。是非、企業にあったコンテンツを完了ページに設置してみてください。細かな改善や精査が大きなゴールを達成するためにはとても重要です。サイトの運用や成果に課題を感じている担当者の方は、ぜひご相談ください。

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この記事を書いた人

山本 真史

Creative & Development Division