皆さんこんにちは。山口です。
10月も後半になり、朝晩が冷えるようになってきましたね。
体調に気を付けて今年の残り2ヶ月を駆け抜けましょう。
今回はグーグルリスティング広告の部分一致機能が今年の5月にアップデートしておりますのでそちらの記事を書いていきたいと思います。
目次
そもそも部分一致とは
部分一致はリスティング広告で使用するキーワードマッチタイプの一つとなります。
他にはキーワードの完全一致、フレーズ一致の二種類があります。
部分一致は出稿範囲が最も広く、多くの検索語句をカバーし、ユーザーに広告配信を行う事が可能となっています。
部分一致のメリットとデメリット
部分一致の最も大きなメリットは、多くの検索語句とユーザーに広告配信を行うことができ、コンバージョンに繋がりやすいキーワードを発掘できる事です。
部分一致を活用することで、想定していなかったようなキーワードを見つけ、コンバージョンにつなげていく事が可能になります。
デメリットとしては、広告が表示される範囲が広すぎるため、配信対象が拡張されるとコンバージョン見込みの低いユーザーにも広告が配信されてしまい、無駄なコストに繋がってしまう可能性がある事です。
5月のアップデートで部分一致の何が変わった?
グーグル広告がアップデートを行った事により、部分一致キーワードは多様なシグナルを使用できるようになりました。
AIによりユーザーの意図をより解釈をしてキーワードの入札が可能になっています。
ランディングページのコンテンツを理解して最適なユーザーへ配信
今までの部分一致では「福岡 ホームぺージ制作」のキーワードを登録した場合、「福岡」で引っかかった関係ないコンテンツへの配信も多く、検索語句を確認すると、関係ない検索結果が出てくることもしばしば。
これがアップデートされたことにより、サイトコンテンツの内容をAIが理解して配信を行う為、格段に精度が上がって配信されるようになりました。
ユーザーの検索アクティビティ
ユーザーの直近の検索キーワードも広告表示の対象となっています。
この機能によって、検討を行っているユーザーへの配信精度が上がっています。
広告グループ内の他のキーワード
広告グループ内に含まれる他のキーワードを把握し、適切なユーザーへの配信精度を高めています。
新しい部分一致運用の際に気を付ける事
ランディングページの構成に気を付ける
コンテンツを見る為、きちんとしたコーディングを行ったランディングページを使用する必要があります。
画像が多めのランディングページであればきちんとAltタグを入力する必要があります。
スマート自動入札と併用を行う
スマート自動入札とは、自動入札機能の一部で機械学習を用いて、コンバージョン数やコンバージョン値の最適化や、キャンペーンの目的に合わせてオークションの入札単価を調整してくれる機能です。
この機能を併用する事により最適なユーザーのコンバージョンの最適化を行う事が可能な為、きちんと設定を行うようにしましょう。
いかがだったでしょうか?
広告にAIが搭載されたことにより広告の精度は上がっていきますが、きちんと機能を理解していないと思いもしないユーザーに広告が配信されてしまう事になります。
広告の成果が上がらない等、お困りの事がございましたらぜひ当社にご相談ください。