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ECサイトで高単価商品を販売する時に取り組むべきこと

あらゆる商品がオンラインで購入できるようになり、通販を日常的に利用しているユーザーは年々増えています。しかし、その中でも単価が高い商品については、まだネットでの購入を躊躇する人が多いかもしれません。今回は、企業が高単価商品をオンラインで販売する際に気をつけるべきことをまとめました。

何円以上が高単価の商品?

一般的には、3万円以上の商品は高価格帯の商品に分類されます。商品のジャンルやターゲットによってその捉え方は様々ですが、実際の商品を見たり店員の説明を聞かずに、オンラインショッピングで3万円を超える商品を購入するとなると、高いハードルを感じるのではないでしょうか。

商品ページの情報量

当然高額な商品を購入する際は、その価格に見合った価値をユーザーが感じないと購入には繋がりません。実際に目で見たり手に触れる機会のある店頭と違い、ECサイトでは基本的に商品ページでその魅力をユーザーに伝えなければいけません。

当たり障りのない文章と情報量の少ない写真だけの商品ページでは、よほどブランド力があるかリピーターの方でないと

商品ページで情報量を増やす手段としては、
・情報量の多い説明文
・様々なシチュエーションや角度の写真
・動画コンテンツの設置
・ユーザーレビュー
360度写真
作りてのこだわりなどの付加価値の掲載

などが挙げられます。

販売する商品の魅力を余すくことなく伝えるために商品ページの情報量を増やすことは不可欠です。

決済手段の充実

決済手段も重要な要素のひとつです。高単価の商品をそのサイトで初めて購入する場合、商品を受け取った後に支払いを行える後払いや、何度かに分けて支払える分割払いがあると、購入へのハードルが下がります。また、ポイントが貯まりやすい電子マネー決済も購入の後押しになるかもしれません。

保証・アフターサービス

ユーザーとしては当然、高い買い物をして失敗したくないと考えています。

せっかく購入したのに不良品であったりすぐ故障してしまったらどうしよう…といった不安を取り除くためにも、商品の性能や価格に見合ったアフターサービスを用意しましょう。もちろん商品の購入ページでも保証について案内すべきです。

返品対応

万が一、届いた商品が思っていた内容と違った場合、それが1000円の商品であればガックリするだけで済むかもしれませんが、高単価商品では決してそうはいきません。

返品可能かどうかはオンラインショッピングをするユーザーにとって重要な要素ですが、高単価商品の場合は特に意識する必要があります。

運営企業への安心感

サイトや企業の知名度が高くない場合は、サイトや運営している企業に対する信頼感やセキュリティに対する安心感を持ってもらうことも大切です。企業情報やご利用ガイドといった商品に直接関係ないページもしっかりと情報を充実させて、ユーザーに安心してショッピングをしてもらえるような環境を作りましょう。

最後に

ECサイトの運用に携わっている方ならおわかりだと思いますが、今回ご案内した内容は、商品の単価に関わらず重要なことばかりです。しかし、高額な商品を購入につなげるためには、上記に挙げた施策のどれかひとつを実施するだけでは成果に繋がりません。是非、全ての施策に取り組んでいただければと思います。
弊社では10万円を超えるような商品を取り扱うECサイトの運用事例も多数ありますので、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

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この記事を書いた人

山本 真史

Creative & Development Division