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メルマガの分析できてますか?確認する指標と分析のポイント

こんにちは。
福岡のホームページ制作会社デザイントランスメディアの村尾です。

タイトルに書いたように、メルマガを効果検証、分析されている企業は少ないのではないでしょうか?
とりあえず、メルマガを配信しているけれど、実際に効果がでているかわからない、実際にメルマガ読まれているのか?など疑問に思われている企業のご担当者向けにメルマガの効果検証や分析方法について、基本的な情報をご紹介いたします。

メルマガとSNSでの発信の比較


ある調査によると、企業から情報を受け取る手段は?という質問に対し、下記の結果が出ております。

・Webサイト…48%
・メールマガジン…47%
・スマホのアプリからの通知…27%
・DM(ハガキ)…23%
・企業の公式SNS…20%
※複数回答可

年代によっても違うのですが、企業がユーザーとの関係性を構築する上で、メルマガは重要な存在と言えます。

確認する指標


メルマガの分析で重要な指標をまとめました。
以下の項目は必ず確認しましょう。

到達率
送信されたメールがユーザーに届いた割合です。

(送信数-届かなかった数)÷送信メールの件数
届かなかった無効なメールアドレスにメールを送り続けているとスパムメールと判断される可能性があるので、送信リストから除外してください。迷惑メールフォルダいきになることも…

開封率
送信されたメールをユーザーが開封した割合です。

メールを開封した数÷送信メールの件数
開封されていないと伝えたい情報がユーザーに全く届きません。
非常に重要な項目なので毎回必ず確認してください。

クリック率
メールを開封して、メール内のリンクをクリックした割合です。

クリック数÷メールを開封した数 or クリック数÷配信数
クリックされているリンクはユーザーが興味がある可能性が高いです。
メール内に設置した複数のリンクを確認してください。

コンバージョン率
メールを受信したユーザーがコンバージョンした(資料請求やお問い合わせ、商品の購入など)割合です。

コンバージョン数÷クリック数
最終のゴールとなる最も重要な指標です。

オプトアウト率(配信停止率)
送信後にメルマガを何らかの理由で配信停止に至った率です。

配信停止数÷送信メールの件数
メールの内容がユーザーにマッチしていない、何らかの理由でメールが読めない、配信数が多いなど様々な理由があります。

効果を上げるメルマガのポイント


ユーザーの興味をひく訴求力のあるタイトルを付ける
ユーザーは最初に目にするメルマガのタイトルで開封するかを判断します。
15字程度で短くわかりやすい、読みたくなるようなタイトルをつけましょう。
伝わりにくいタイトルでは、他のメールに紛れてしまうなど気が付いてもらえません。
毎回精査を行いながらより見ていただけるタイトルを工夫してください。

個人のアドレスから配信する
差出人を個人アドレスから配信することで開封率が上がります。
難しい場合は最低でも企業名で送ってください。
面識のある方や名前を知っている会社からのメールであれば、信用があるのでメールを読んでもらえる確率が上がります。

ターゲットに合わせた配信時間を設定する
ユーザーはいつもメールボックスを見ているわけではないので、ターゲットにあわせた配信時間の設定が重要です。
例えば、ターゲットがビジネスマンであれば、通勤時間中、お昼休みから戻ったタイミング、退社後~就寝前などの時間帯がメールを確認する可能性が高くなっています。
また、主婦層であれば、午前中から夕方前、夕食後から就寝前となります。
ターゲットとなるユーザーの行動をイメージして設定することが重要です。

メールが見られているかの確認方法として、Googleアナリティクスなど分析ツールの利用をおすすめします。
配信直後にリアルタイムでサイトへの流入数を計測してみましょう。

わかりやすい構成・デザインを心がける
メルマガ本文はできるだけ簡潔に文章をまとめ読みやすくなるようこころがけましょう。
また構成も「説明文のあとにリンク」といったようなレイアウトを繰り返すことでクリック率があがります。
リンクも大きめの色付きボタンで誰が見てもクリックできるつくりにしてください。

まとめ


重要な指標を抑えて、毎回推移を確認しながら精査を行うことが重要です。
ですが、メルマガの内容がユーザーに有益な情報を与えられなければ、開封率やクリック率の改善をいくら行っても効果を得られることは少ないです。
ターゲットとなるユーザーをイメージしながらメルマガを精度を高めましょう。

また、メルマガから遷移したコンバージョンに直結するページのつくりも重要です。
メルマガとは違いますがセットで分析することで効果が表れやすくなります。

運用ルールを作成し、メルマガを分析して目標を達成しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

村尾 俊一

Creative & Development Division