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10秒献立アプリ「タベリー」にきゅんとした話

先月、あるアプリに出会いました。皆さんは、家庭でどんな家事を担っていますか?私は高校生までは家事はほとんど母親任せでしたが、大学生になってからは、まるごと一人で家事をすることも増えました。そして全国のお母さんを尊敬しました。これ、一人でずっとやってきたの?って。皿洗いや洗濯など分かりやすいものから、消耗品の補充、様々な取捨選択と把握など、それまで見えていなかった家事も沢山ありました。その中でいつも大変だなあと思っていたのは、毎日の調理と食材の買い物。事前に献立を決め、冷蔵庫の中身を確認し、リストを作っていると、なかなか買い物に行けません。また、献立を考えながら買い物をしていると、これはこれで時間がかかってしまいます。少しずつ上手くなっていくのかもしれませんが、これはきっとこれから何年も抱えていく問題です。先月私が出会ったのは、「タベリー」というアプリ。このアプリが、この問題を解決するためにとっても考えられたものでした。

10秒献立作成アプリ「タベリー」

タベリーは、献立を考えるところから、買い物・調理までサポートしてくれるアプリです。どんな仕様で、どこが考えられていると感じたのか。画面表示を交えて、紹介したいと思います。■ 献立作成タベリーでは、3タップで、今日の献立が作れちゃいます。主菜、副菜、汁物をそれぞれ4品ずつ提示してくれて、選ぶだけ。パッと選びやすい4つの選択肢がありがたいですね。また、副菜と汁物は最初に選んだ主菜に合うものをオススメしてくれます。献立を決めやすい道を作りながら、選ぶ楽しさも残してくれています。また、食材からレシピを検索することもできます。主菜は4つの中から選んで、副菜だけ冷蔵庫にある野菜を使いたい!みたいな使い方もできます。とっても便利!■ 買い物リスト選択した献立を買い物リストにしてくれる機能です。今夜の分だけ・明日の分まで、と場合に応じて決めることができます。この買い物リスト、シンプルなんですが、嬉しいポイントが沢山ありました。1.各レシピの材料をまとめて、さらに人数分の計算もしてくれる献立のすべてのレシピの材料をまとめて表示し、作る人数分に計算しなおしてくれます。別のレシピの材料を合わせたり、2人分を4人分に計算しなおしたりするの、面倒ですよね。私は倍量作るときは正確に倍の材料を使わないことも多いですが、味が濃すぎたり薄くなることもあるので、この機能があれば失敗もないかもしれません。(笑)2.カテゴリ別になっているリストが野菜・肉・缶詰・調味料などに分けられていて、この順番で並んでいます。これは別の紹介記事でも書かれていたのですが、私も買い物しながら思いました。スーパーの陳列順と同じ順番・・・!入り口から、野菜→肉・魚→卵・乳製品・パンなど…の順で陳列されていることが多いですよね。つまりこの買い物リストに沿って買い物すると、無駄なくスーパーを回ってレジに辿り着けます。実際、この買い物リストを使って買い物した日は、買い物が一瞬で終わってしまい、むしろ買い忘れがないか不安になりました。(笑)ここでも考えることを極力させないタベリー、凄いです。3.どの料理に使う材料かすぐにわかる買い物リストの左に、iマークがあり、タップするとその材料を使うレシピを教えてくれます。献立→買い物リストになった時点で、買わなきゃいけないものが決まりますよね。その中で、買わなくてもいいかなってもの、絶対あるんです。飾りのパセリとかブロッコリーとか、ちょっと添えるためなら、なくても大丈夫。買い物リストを見たときに「これ何に使うんだっけ?」が分かると、取捨選択が簡単になります。もちろんレシピに戻って確認すればいいのですが、このひと手間をなくしてくれる細かな気遣いが、とっても嬉しいなあと思いました。■ スライドで切り替えられるレシピタベリーのレシピを使って調理をするとき、いいなあと思ったのがこれです。複数人のご飯を作るとき、一品ずつ作ることって少ないですよね。大体、2,3品同時に作ると思います。私は以前、ネット上のお気に入りレシピを保存できるアプリを使っていました。そのアプリ、とっても便利だったのですが、一つしかレシピを表示できない…他のレシピを見たいときには、一度お気に入り一覧に戻らなければいけませんでした。タベリーでは、同時に作る料理のレシピを横スライドで切り替えられます。調理中って、手が汚れたり濡れたりするので、出来るだけスマホに触りたくないですよね。safariで複数タブに作るレシピをいくつか表示させておいて切り替えるのでさえ、面倒。(絶対共感してくれる人がいるはず…!)調理中のストレスがぐんと少なくなって、とても楽になりました。

おわりに

毎日ご飯を作っていると、どうしてもレパートリーがなくなってきます。弟に今日何が食べたい?と聞いても、毎回返事は「肉」だったり。笑「なんでもいい」が一番困る!というのもよく聞く話だと思います。レシピはネットに沢山載っていますが、そもそも何てワードで検索するのか。何を作るか決めないと調べようもありません。タベリーの運営会社の代表である矢本さんは、家事についてこう話されています。
やってみてわかったのは、洗濯物をたたんだり、洗いモノをしたり、ルーティンでやることってそれほど負荷じゃないということ。それより「考える家事」の大変さが身に沁みました。その代表格が、今日のご飯、どうしようかな…という献立の意思決定。さらに食材を買うときの意思決定だったんです。これはすごい大きな問題だと思いました。(引用元: 育休で知った家事の大変さ。二児のパパが、献立アプリ『タベリー』を300回つくり直したワケ | careerhack)
家事に限らず、何かを決める・決断することって、相当な労力ですよね。見えない家事である「献立を決める」という意思決定をサポートするアプリというのは、私の目にとても魅力的に映りました。そしてタベリーを使ってみて、意思決定に使っていた時間が本当に削減されていることに気づき、感動しました。と同時に、少しわくわくしました。タベリーは日常の小さな、でも蓄積すると大きくなってしまうストレスを解消すると同時に、「こんな小さなストレスに気づいてくれる人がいた!」「今日はスムーズにご飯が作れた!」という小さな幸せを作ってくれるプロダクトだと思います。お仕事をする上での気持ちにまで影響を与えてくれるアプリでした。まだまだ勉強中の身ですが、私もこんな仕事をするぞ!と燃えています…!
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この記事を書いた人

小畑舞乃

Creative & Development Division