福岡のホームページ制作会社デザイントランスメディアの山口です。
昔は設定を行えば比較的に早めに効果が出ていたリスティング広告ですが、機械学習が始まり学習期間が入った事で、広告も成長を行わせていく必要が出てきてます。
今回は広告の機械学習についての記事を書いていきたいと思います。
リスティング広告の機械学習とは
機械学習は、AI(人工知能)を構成する要素のひとつ。
AIを一言で言うと、「人が行う仕事を自動化する技術」だと考えますが、それを実現する手法のひとつが機械学習なのです。
リスティングの機械学習は2種類あり、入札単価の最適化と広告の最適化です。
グーグル広告では「スマート自動入札」と「スマート広告」といわれているものです。
この2つを行っていく事で広告の成果を伸ばして改善していくことができます。
自動入札に機械学習期間が必要な理由
機械学習に必要なものは「データ」です。
データの質も大事ですが一番大事なのは「量」となります。
沢山のデータを学習させると広告の目的を達成するために仕事をしてくれます。
「質」に関しては初期の設定となります。最初の設定がある程度精査されていれば
最適化が早くなります。
そして「量」に関しては出稿量となりますので出稿量が多ければ多いほど最適化されるのが早くなります。
出稿できる金額によりますがある程度継続して出稿を行う事で精度を上げる事ができるようになります。
大事なのは効率的に機械学習にデータを集めさせる事
まずやるべきことは、機械学習が学習しやすい環境を作る必要があります。
大事なのは、アカウントの初期設定の際に下記を意識しながらアカウントの作成を行う必要があります。
・広告グループに複数の広告を追加
・マッチタイプに部分一致のキーワードを追加
・自動入札機能を導入
また、キャンペーン・広告グループはシンプルな構成にする必要があります。
事前にキャンペーン・広告グループを分ける基準を作り、運用を行っていくことで機械学習の最適化の精度を上げていくことが可能です。
機械学習を行う事で広告アカウントを成長させていく
機械学習はおおよそ2週間~3週間程度時間がかかるといわれています。
また、改善したデータを基にまた学習を行っていく為、ある程度の期間で広告の予算を決めて運用していく必要があります。
1ヶ月運用して結果が出ないからやめるクライアント様もいらっしゃいますが、1ヶ月でやめてしまうとデータも集められず、結果も出らず何も残らない結果となってしまいます。。
費用にもよりますが、私は半年から1年くらいのスパンで結果を見ていく必要があると考えています。
まとめ
今回は機械学習について記事を作成してみましたがいかがだったでしょうか?
機械学習は最初のアカウント設計さえきちんとしていれば人が運用するよりも良い結果を見込むことができるためぜひ広告の運用に導入してみてください。
弊社でも広告の運用には機械学習を導入しております。
ただ、1点ご注意いただきたいのは機械学習が優秀でも100%成功する正確なパターン・法則を見つけ出すことはできない為、必ず良い結果で終わるという事はありません。
ただ、データは残る為、結果が悪ければ改善を行いテストを行っていくことは可能です。
弊社では、広告運用も行っておりますのでもしお悩みの事がございましたらお気軽にご相談ください。