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WEB広告による集客のアレコレ

こんにちは、しっかりとインターネッツにターゲティングされてダイエット関連の広告バナーばかりが出るソリューションチーム木下です。
本日は広告によるサイトへの集客について、その選び方や展開の仕方について書いていきたいと思います。

私たちは常々サイトへの集客は広告を使うべきだとご提案しておりますが、その理由にも触れておきます。
その一番の理由は 確度の高いアクセス数の予測ができるため試算の精度が上がる からです。
試算の精度が高くなるということは経営戦略が立てやすくなるということです。
具体的には10万円使うと1000人のアクセスが取れ、これまでのCVRが2%くらいなので20件ほどCVする…など、いくら使ったら売上がいくらになるというのがわかるようになります。

また、安定したアクセス数がほぼほぼ約束されるというのも大きなメリットです。
検索エンジンの表示順変動やSNSからの誘導だよりだと外的な要因により急なアクセス低下などがないという事です。

以上のような理由により、特に通販をされる場合はweb広告を使っていくらの広告費を使ったらいくらの売上になるという試算を行い課題改善を行っていくことをおすすめいたします。

各WEB広告の特徴

これは様々な情報サイトで言われている事ですので超ざっくりと得意と不得意だけまとめます。

リスティング広告

メリット

  • 情報を探しているユーザーにアプローチするためキーワードの選定と商材がマッチすると高いCVRが期待できる。
  • 少額からでもスタートできる

デメリット

  • 検索数が少ないワードだと配信数自体が少なくなる

ディスプレイ広告

メリット

  • 配信対象のセグメントはアバウトだがその分クリックあたりの単価はかなり安い
  • バナー広告なのでグラフィカルに訴求ができる

デメリット

  • 配信対象を細かく設定できないため、ニッチな商材は無駄打ちが多くなる

Facebook/Instagram広告

メリット

  • 静止画や動画など、様々な手段で広告を配信できる
  • 配信対象をセグメントできるためレスポンスは高め

デメリット

  • 1クリックあたりの単価はリスティングより若干高め
  • 管理画面の操作や運用が複雑

よくある質問

Q.広告予算はいくらくらいが最適ですか?

A.リスティングなどはかなり低額でスタートすることができますが、予算がすくないとそれだけアクセス数が少なく、評価に時間がかかってしまいます。
弊社の基準ではありますが、だいたい月あたりで1000件くらいのアクセスが見込めるくらいの予算組みをおすすめいたします。

Q.どの広告から始めるのがいいですか?

A.基本はリスティングからですが、最近ではInstagram/Facebookから始める事も多くあります。
検索されにくい商品や競合が多くてクリック単価が高くなる場合などはSNSの広告からはじめる事をご提案いたします。

Q.広告の目標数値はどうやって決めればいいですか?

A.商品の販売形態やサービス内容により変わりますが、基準にするのは平均客単価の原価ラインです。1万円の商品で原価が4000円だった場合、一件の受注を獲得するのにかかった広告費(CPA)が6000円以内であれば利益が出る計算になります。
ですので目標は6000円以下と設定するのがセオリーかと思います。

ただし、定期やリピートが期待できる商品の場合、平均の継続回数も考慮して目標設定することが一般的です。例えば1万円の商品でも平均3回のリピート購入が期待できる場合、粗利の6000円×3回の18,000円以下であれば利益が出る計算となります。

このあたりを考慮し、目標…というよりも死守しなければならないCPAのラインを把握することをご提案いたします。

Q.広告で売上を伸ばしていく手順はどうなりますか?

A.まずはキーワードの選定、コピーワークの改善、受け皿となるwebサイトの改善を行い、目標CPAをクリアできるようチューニングします。
CPAがコンスタントに目標クリアできるようになってきたら広告予算を増やし、流入数を増やしますが、アクセス数が増えるとCVしないユーザーの流入も混ざってくるため、若干CVRが下がり、CPAも上がる事がありますので、その集客量でCPA目標をクリアできるよう再度チューニングします。
基本的にはこの繰り返しですが、ある程度出稿量が増えてくるとリーチできるユーザーの上限が見えてきますので、別の広告媒体に横展開し、さらに販路を広げていくのが良いかと思います。

以上、広告による集客でご不明な点などありましたらお気軽にご相談ください。
ありがとうございました!

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この記事を書いた人

木下裕嗣

Solution & Consulting Division