動画チェックって意外と手間がかかる。。。
制作する立場でも依頼する立場でもそう思ったことがある方も多いのではないでしょうか?
そんな悩みを解決する、新機能frame.ioがAdobe PremiereProに追加されました!
今回はframe.ioを紹介いたします!
この機能を使えば動画チェックはもちろん、その後の修正作業もかなり効率化できそうです。
新機能の概要
Frame.iotというコラボレーションツールがPremiereProとAfterEffects内でその機能の一部を使えるようになり、動画の共有とレビューが効率的に行えるようになりました。
Frame.ioとは?
frame.ioの公式サイトから引用すると、
“Frame.io を使用すると、世界中のどこにいても、メディアを非公開でアップロード、レビューし、チーム全体と共有できます。”
もともと校正機能なども備わった動画の共有ツールとして有名だったのですが、有料だったので使っていなかった方も多いかと思います。
ツール自体は有料なのですが、メイン機能がPremiereProとAfterEffects内で使えてしまいます。
できるようになったこと
具体的には下記の2つの機能が編集ソフト内で使えるようになりました。
・動画を非公開でアップロード&共有
・動画のタイムライン上にコメント
正直この二つがスムーズに使えるようになるだけで、制作スピードが爆上がりします。。
Frame.ioの使い方
使い方は超簡単でした!
特に作業が増えるようなことはなかったので、すぐに定番ツールとして導入できそうです。
動画のアップロード方法
動画のアップロードは2種類あり、「動画ファイルをアップする方法」と「編集中のシーケンスをアップする方法」があります。
シーケンスをアップする方法は、書き出しする際に一緒にframe.ioにもアップしているので、どちらの方法でも見る側に違いはありません。
赤枠で囲んだ”uproad”を選択すると以下のポップアップが表示されます。
動画を共有する場合は、以下の2つのどちらかを選択します。
①”Active Sequence”は選択中のシーケンスをメディアエンコーダーを通して書き出して、エンコードされたファイルをアップロードします。
②”Files”はmp4ファイルなどをアップロードできます。編集中の動画以外もここからアップロードできます。
動画を共有する方法
共有したい動画を選択した状態で「SHARE」ボタンを押すとリンクが生成されます。
あとはこのリンクを共有するだけで完了です!
動画チェックの方法
リンクを共有された側は会員登録などは不要なので誰でも気軽に使えます。
①タイムライン上で気になった箇所にコメント
画面内にもピンをつけられるので、どこに言及しているのかわかります。
②コメントを入力
メールアドレスを使ってログイン(会員登録不要)しておくと、誰がコメントしたのかがわかります。
③コメント一覧が表示
他の人のコメントを見ることができます。
編集者は一覧として活用できます。
動画を再生しながら、修正や気になった箇所(時点)でコメントを打ち込むだけ!
UIもわかりやすく、チェックする人も気軽に活用できます。
まとめ
以上、動画の共有と校正チェックの効率が上がるツール「frame.io」のご紹介でした。
社内での確認や共有はもちろん、お客様へ確認をお願いする際にも活用できそうです。
Adobeの編集ツールを使っているなら使わない理由はほぼないと思いました。