目次
LINE公式アカウントの始め方
コロナ禍でSNSやオンラインサービスの活用が増え、その中でもLINE公式を導入が増加してます。
まずはLINE公式とは何なのか、どういった機能があるのかご紹介します!
LINE公式アカウントとは
企業や店舗がLINE公式アカウントから情報発信ができるサービスです。
LINE@とは2018年に統合され、現在ではLINE公式アカウントのみとなっています。
LINE@では無料で配信が出来ましたが、現在無料で配信できるメッセージは1000通まで、それ以上は費用が発生します。
LINEは2019年時点で、日本国内8,400万人以上のユーザー、ユーザーのうち86%が毎日LINEを開いているというデータもあり、リーチ力をうまく使えば、効果的な宣伝効果が得られます。
LINE公式アカウントの基本的な機能
1.メッセージ配信
配信できるメッセージ種類は、10種類あります。どのメッセージが反応がよかったのか、検証を行う必要がありますが、リッチメッセージを活用しているアカウントが多い傾向にあります。
リッチメッセージは通常のメッセージとは異なり、リンク付きの画像を送信できる機能です。
通常のテキストリンクよりも、視覚的に訴えかけられるリッチメッセージの方が適しています。
2.チャット機能
通常のLINEのように、1:1でのチャットも可能です。
基本的には自動応答機能がついていますが、自動応対の時間帯、特定のキーワードが送られたときのみに返答、管理者の運用体制に合わせて細かな設定が可能です。
3.リッチメニュー
トーク画面の下部に固定で表示されるメニューです。画面の大きな部分を占めるので、目立ちやすく特に誘導したいメニューを設定できます。
サイズや、レイアウトはいくつか種類がありますが、次回他社事例とともにご紹介したいと思います。
※LINEアカウントより引用
4.セグメント配信
属性で絞り込んでの配信ができます。
※ターゲットリーチ数が100人以上の場合。
地域、年齢、性別に合わせた配信ができるので、登録者数の多い、ターゲットユーザーの幅が広いアカウントでは、セグメント配信で特定の人に情報を送ることができます。
ラインはブロックが安易にできるので、自分に関係のない情報ばかりが流れるとブロックされる確率が高くなります。そいいったリスクを排除するのに効果的な方法です。
例:地域別に配信
※福岡市アカウントより引用。
5.レポート
配信したメッセージがどれくらいの開封されていて、リンクをクリックしたのか見ることができるので、反応の良いメッセージを検証しながら配信が行えます。
6.タイムライン投稿
メッセージだけでなく、タイムライン投稿ができます。
タイムライン投稿ではユーザーが「いいね」「コメント」をすることで、お友達以外のユーザーへのリーチが可能です。
まだまだ細かい機能はあるのですが、導入時すぐに使える基本的な機能をご紹介しました。
デメリットはあるのか
ユーザー数が多く、より近いファンとのコミュニケーションが可能なLINEですが、ブロックがしやすい点ではデメリットと言えます。
お得な情報や、ユーザーにとって魅力的で読みたいと思わせるメッセージを作り上げることが必要になってきます。
料金について
料金プランの改定
2023/6には料金プランの改定が行われます。
ユーザーへの個別コミュニケーションを目的としたプラント、これまで同様の全ユーザーへコンテンツ配信プランに分けられます。
これまで1000通までであれば無料で使用できていましたが、全ユーザーへ配信するには有料のプランになります。
※引用:line公式HP
課金対象のメッセージ
配信カウントされるカテゴリは、改定前と変わらず個別のチャットのみであれば無料範囲で使用できます。
【カウントされるメッセージ】
・メッセージ配信(絞り込み配信,ステップ配信含む)
・Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」「Narrowcast API」
【カウントされないメッセージ】
・LINEチャットの送受信
・応答メッセージ
・AI応答メッセージ
・あいさつメッセージ
・Messaging APIの「Reply API」
まとめ
ユーザーに個人的にメッセージを送れるので、ダイレクトに集客につなげやすいツールです。
設定や運用に時間や労力がかかってくるので、導入の際は他のSNSとの組み合わせながらの運用をおすすめします。
次回は、具体的な内容と、他社事例をご紹介したいと思います。