SNSでの情報配信が主流になってきましたが、メールはまだまだマーケティング戦略においては欠かせないツールです。
配信するだけでなく、分析や、内容の精査が重要になってきます。
メルマガの分析についてはこちらのコラムをご参考ください。
今回は、BtoC向けで比較的費用が安いもので選定したメール配信サービスのご紹介です。
WEBのご担当者様向けに、配信設定や、分析内容、配信のしやすさなどの特徴をご説明しながらご紹介します。
無料のメルマガツール
acmailer(エーシーメーラー)
https://www.acmailer.jp/
難易度:★★★★☆
WEBサイト(サーバー)にシステムを設置するCGI型システムです。
パッケージ化されたプログラムファイルをDLし、自社のサーバーにアップロードをする方法です。
WEB制作やサーバーがわかる方は10分程度で設置ができますが、知見がない人が設置するのは少々難しいです。
機能としては、テキストメール、HTMLメール共に配信可能。
HTMLもHTMLソースを入れる必要があるので、デザイン制作に手間どる印象です。
メール配信の最低限の機能は揃っていますが、分析メニューがあまりありません。
とりあえず無料でやりたい方、テキストメールで始めたい方にはおすすめです。
デモ画面が公式よりご確認いただけます。
https://www.acmailer.jp/compare/
有料のメルマガツール
Blastmail
https://blastmail.jp/
難易度:★★☆☆☆
料金:3000円~(登録アドレス件数:3,000件)
無料お試し7日間
WEB上ですべて設定が可能なツールです。
HTMLメールは、テンプレートが準備されており、作成画面も直感的に触りやすいのでHTMLの知識がなくても制作が簡単です。
インターフェイスも整っているので、管理画面が一番扱いやすかったです。
ターゲットの絞り込みも細かい設定ができるので、「性別」「福岡在住」など読者の条件に合わせた最適なメール送信が可能です。
また、分析画面もみやすく、項目も充実しているので、次の戦略が立てやすいです。
ただ、細かなセグメントや分析ができる分、何を見るべきなのか、をしっかり決めておく必要があると思いました。
メールワイズ
https://mailwise.cybozu.co.jp/
難易度:★★★☆☆
料金:5880円/月 500円/1ユーザー
こちらもアカウント発行で、すぐに使用できます。
配信機能は、テキストHTML対応していますが、HTMLの知識が必要です。
ステップメールや、リマインドメール、などメール配信の自動化が可能です。
管理画面はやや触りずらい印象です。
オートビズ
https://autobiz.jp/
難易度:???
3,520円/月
(初期設定費用 11,000円)
配信数:月間1万通
機能が充実しているようですが、デモ画面や無料登録ができないので、管理画面の操作性は不明でした、、。
ステップメールだけだと、月1815円で利用可能
番外編~shopify編~
shopifyメール
https://apps.shopify.com/shopify-email?locale=ja
無料(月2500通まで)
Shopifyが提供しているメールマーケティング用のアプリです。
セグメントの種類は少ないが、設定が簡単。無料配信数が少ないが、有料でも安価です。
セグメントでは、購入商品の絞り込みができないのが難点です。
Omnisend Email Marketing & SMS
https://apps.shopify.com/omnisend?locale=ja
無料(月15000通まで)
セグメントがかなり豊富です。メール以外でもSMSでの送信が可能。
ステップメールなどの自動配信も設定が可能です。
機能がかなり充実していますが、設定画面がややわかりづらい印象です。
※管理画面は英語です。
テンプレート
メルマガを準備するのに少し手間がかかるのが、HTMLメールの作成。
デザインやコーディングの知識がない方であれば、作成も少し難しいかと思います。
簡単につくれるテンプレートをご紹介!
・Benchmark Email
様々な種類のテンプレートがあり、デザインも豊富です。
・SUPPORT DESK
デザインテンプレートではないですが、基本的なレイアウトテンプレート。
写真とテキストを差し替えるだけで、シンプルできれいなメルマガができます。
・CANVA
チラシ、お知らせ、ポスター、などWEBや印刷物でも使用できるテンプレートです。
デザインも今スグに使えるものが多いので、活用の幅が広いツールです。
配信するための準備をしましょう
1. ターゲットを分析する
まずは、どんな人に送るメルマガにするのかを分析します。
メルマガの配信対象となるユーザーはどんな人なのか、どのような情報を欲しいユーザーなのか。
男性が多いのか、女性が多いのか、配信リスト対象となるユーザーはどこから来たのか、等、まずは配信リストの状況を把握しましょう。
2. コンテンツを分析する
配信する内容は、ターゲットとしている人が欲しい情報や関連するものになります。
どれくらい興味度があるのかは、開封率やクリック率などを計測できるようにしておきましょう。
3. 配信スケジュールを分析する
メールの配信スケジュールを分析することも重要です。様々な時間帯でテストを行い、開封してもらいやすい時間帯を把握しましょう。
4. 配信プランを作成する
ターゲットを特定し、コンテンツや配信スケジュールを分析したら、次は配信別のプランを立てます。
初回購入者、リピート購入者、引き上げ、優良顧客向けになどのカテゴリに分け、どのようなコンテンツを送るかをまとめたプランを作成するとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
メールマーケティングでの効果はまだまだあります。
この機会に、ぜひ無料でも初めてみてはいかがでしょうか?