サイトリニューアルをまかされたけど、どう進めていいのか？
今回は「サイトリニューアル要件定義」の進め方についてご紹介します。
サイトリニューアルの要件定義とは？
要件定義とは、「どのようなコンセプトで行うか」「どのような機能を実装するか」「スケジュールや予算はどうするか」など、サイトリニューアルのニーズや条件を決定する作業です。一般的には、Web担当者がシステム会社や制作会社と連携し、サイトリニューアルの具体的なイメージを作り上げていきます。
要件定義が不十分だと、サイトリニューアルで実装すべき機能が漏れてしまったり、期待した効果が得られなかったりと、失敗するリスクがあります。リニューアルの効果を最大化するために、課題を包括的に解決する要件を定義してください。
要件定義の進め方
要件定義は、Web担当者だけで作成するのではなく、社内の関係者やシステム会社、制作会社などと連携して行う必要があります。それでは、要件定義の具体的な進め方について見ていきましょう。
情報収集と課題の整理
要件定義の最初のステップは、情報収集と課題の整理です。
これには、ページ構成やコンテンツ、機能など、既存のWebサイトに関する情報も含まれます。
また、競合他社のウェブサイト、お客様の声、市場動向など、他の情報源からの情報収集も含まれます。さらに、社内の関係者にインタビューを行うことで、サイトリニューアルの望ましい結果について、貴重な洞察を得ることができます。これらの情報を、サイトリニューアルで解決すべき問題や課題のリストとして整理すると目的が明確になりやすく進めやすいです。
要件を定義する
定義を行うためには、特定した課題や問題点だけでなく、サイトリニューアルの目標数値の決定などを必要があります。例えば、新しいページ構造の作成、新しいビジュアルデザインの設計、必要な技術プラットフォームの選定などになります。
プロジェクトロードマップ
サイト制作の目的や要件が詰めたあとは、どのようなステップで進めていくのか計画を立てます。
プロジェクトの範囲とタイムライン、担当者、マイルストーン、タイムラインの概要を提示する事で、サイトのリニューアルを成功させるための計画として、社内や関係者への共通認識を持つことができます。
予算の作成
予算には、デザイン、開発、ホスティング費用など、プロジェクトに関連するすべての費用が含まれます。プロジェクト予算を明確にすることで、優先順位などの判断にもなります。
まとめ
Webサイトリニューアルプロジェクトでは、要件定義が重要な役割を果たします。情報収集、要件定義、サイト更新の概要、プロジェクト計画の作成、プロジェクト予算の作成はすべて、プロジェクトの成果を成功させるためには必要です。
リニューアルやサイト制作をすすめたいけど、まずは何をしなくてはいけないのか、、、。お悩みの方はぜひご相談ください。
