皆さんこんにちは。最近暖かくなってきましたね。
今回はグーグル広告の設定の際に目標設定について聞かれる事が多い為、目標設定についての記事を書いていきたいと思います。
目次
グーグル広告の目標設定をする事で何が変わるの?
グーグル広告の目標設定をすることで、広告の配信や最適化がより効果的に行われるようになります。
たとえば、販売促進を目標とした広告を出稿する場合、その広告は販売数やコンバージョン数の増加を促すように配信され、広告のクリック率やコンバージョン率などが最適化されます。また、その目標に合わせた適切な広告タイプや広告の配信方法が提案されることもあります。
逆に、目標設定をしない場合、広告の配信や最適化が広範囲に行われるため、効果的な広告配信になりにくく、コンバージョン率やクリック率が低くなる可能性があります。目標設定をすることで、よりターゲットに合った広告を出稿し、より効果的な広告配信を行うことができます。
キャンペーン目標の種類と概要
1.販売促進
販売促進を目的としたグーグル広告キャンペーンを実施することで、製品やサービスの販売数やウェブサイトのコンバージョン率を向上させることができます。広告をクリックしたユーザーは、商品やサービスに興味がある可能性が高いため、購入や問い合わせ、サイト内のコンバージョンなどの行動に結びつきやすくなります。また、グーグル広告は、広告配信時に対象とするユーザーの属性や興味関心に基づいて配信されるため、より効果的に広告を配信できます。広告の配信結果に基づいて、キャンペーンを改善することができるため、より効果的な販促施策を実施することができます。
2.見込み顧客の獲得
見込み顧客の獲得とは、自社と接点のない潜在的な顧客に対して広告を配信し、関心や興味を持ってもらい、コンバージョンにつなげることを目的としたキャンペーンです。
この目標を選択することで、Google広告は広告を表示するターゲットを、自社製品やサービスに興味を持つであろうユーザーに限定し、より的確な配信を行います。また、ユーザーの行動を促すためのさまざまなオプションが用意されており、例えば特別なオファーやクーポンを提供することで、ユーザーがサイトにアクセスしたり、製品を購入するなどの行動を促すことができます。
この目標を選択することで、新規顧客を獲得し、ビジネスの拡大につなげることができます。また、広告予算をコスト効率よく運用することも可能となります。
3.ウェブサイトのトラフィック
この目標設定は、興味のあるユーザーがWebサイトにアクセスし、特定のページを訪問することでトラフィックを増やすことを目的としています。例えば、ブログやニュースサイトの場合は、読者数を増やすことが重要であり、ECサイトの場合は商品ページへのアクセスを増やすことが重要です。この目標設定を行うことで、広告が設定されたターゲット層に配信され、興味を持ったユーザーがWebサイトにアクセスすることが期待されます。
4.商品やブランドの比較検討
この目標は、広告を通じてユーザーの関心を引き付け、商品やサービスを比較検討させることを目的としています。例えば、競合他社の類似商品と比較して自社の商品やサービスを優位性をアピールする広告を配信することができます。
この目標に適した広告の種類としては、テキスト広告やショッピング広告、ディスプレイ広告などがあります。また、広告内で価格や特徴を比較する表やチャートを用いることも効果的です。
この目標を達成するためには、競合他社の広告やサイト、商品やサービスに対する分析が必要です。その上で、自社の商品やサービスに対するユーザーのニーズを理解し、それに合った広告メッセージを作成することが大切です。
5.ブランド認知度とリーチ
この目標を設定することで、ブランドの知名度や認知度を向上させることができます。広告を効果的に配信することで、より多くのユーザーにブランドや商品・サービスについて知ってもらえるようになります。リーチを重視するため、特定の行動を促すようなキャンペーンよりも、単にブランドを広く知ってもらうことが主眼となります。例えば、テレビCMなどのメディアを活用する場合もあります。
6.アプリのプロモーション
アプリのプロモーションでは、アプリのインストール数を増やすことが最も重要な目標となります。その他に、アプリ内でのエンゲージメント数の増加や、事前登録数の増加なども目標となります。アプリのプロモーションキャンペーンでは、アプリをダウンロードして使ってもらうことが目的であるため、キャンペーン設定において、広告表示対象をモバイルデバイスに限定することができます。また、Google PlayストアやApple App Storeなどでアプリを公開している場合、ストア内でのアプリのランキングや評価にも影響を与えることがあります。
7.来店数と店舗売上の向上
このキャンペーン目標には、オンライン広告を通じて実店舗への来店数を増やし、店舗の売上を向上させることが含まれています。これは、リアル店舗を持つ企業や店舗が利用できるオプションです。
具体的には、例えば以下のような手段があります。
・店舗へのアクセスを容易にする広告表示:広告のターゲティング機能を利用し、店舗周辺に住んでいるユーザーに店舗情報を表示することで、来店を促します。
・キャンペーン内で店舗情報の強調: 広告内で店舗情報を強調することで、ユーザーに店舗に興味を持ってもらい、来店につなげます。
・オンラインで予約や注文を促す: 広告内にオンライン予約や注文のリンクを含めることで、ユーザーが店舗に来店する前に事前の手続きを完了でき、来店につなげます。
・クーポン配布: 広告内で店舗で使えるクーポンを配布することで、ユーザーに来店を促します。
・特別イベントの告知: 広告内で特別なイベントの告知をすることで、ユーザーに来店を促します。これらの方法を用いて、店舗への来店数を増やし、売上向上につなげることができます。
グーグル広告の目標設定を間違えない為には、事前の準備をしっかりとしておくこと。
広告出稿の際に行っておかなければいけない事が、獲得目標の設定・先方との共有を行っているかという事です。
獲得目標の設定を行っておかないと、いくらCPOやCPAが良くてもクライアントや代表は納得をしてくれなかったり、判断ができなかったりします。
そのため、広告を出稿する際は事前にきちんと目標設定を行い最適な広告設定を行うようにしましょう。