ビジネスへの活用も当たり前になってきたTikTok。
企業や著名人の活用事例も増え、SNSマーケティングの一環としてTikTok運営を任されたWEB担当者様も多いのではないでしょうか?
・TikTokで新規ユーザーを集客したい。。
・視聴者に自社サイトを訪問してほしい!!
・自社サイトやyoutube、インスタグラムへ誘導したい!
今回は、そんな悩みを解決するためTikTokのユーザーを別サイトへ誘導する方法をお紹介します!
目次
TikTokから別サイトへ誘導する方法
TikTokから別サイトへ視聴者を誘導する方法は以下の3つです。
①プロフィール欄
②コメント欄
③動画内
④動画説明欄
プロフィール欄にリンク設置
こちらが最も一般的な方法です。
TikTokの動画を見たユーザーがプロフィール欄に飛んだ時に初めて、このリンクを目にすることになります。
そのため、「このアカウントの他の動画が見たい」と思ったユーザーに対して、他のプラットフォームのコンテンツをおすすめする形になります。
プロフィール>プロフィールを編集
下部に各SNSの記入欄があります。↓
アカウントを入力(ログイン)しておけばあとはプロフィール画面に表示されるようになります。
設置できるボタンはInstagram/Youtube/Twitterです。
また、自社サイトも同様に設置することができるようになります。
その場合、アカウント運用を初めてしばらく経つと記入欄が出現するようです。
(詳細な基準は公表されていませんが、スパムではないとTikTokが判断するまでということだと思います)
プロフィールの説明欄にURLを記入することも可能です。
ただし、リンクがただのテキストとして表示されるためユーザーがコピペする必要があります。
コメント欄にリンク記入
自分の投稿動画にコメントをすることができます。
そのコメントでサイトURLを記入しておくことができます。
動画の説明欄に記載した場合はコピペができませんが、コメント欄であればコピペすることができます。
こちらもリンクボタンではなく、ユーザーにコピペして直接URLへとんでもらう必要があります。
また、コメント欄へURLを記入する際の注意点としては、”コメントをピン留め”しておかないと、ユーザーのコメントによってリンクを記載したコメントが流れていってしまいます。
動画内で別サイトへ誘導
こちらはシンプルで動画内に「続きはYoutubeで(プロフィール欄から)」などの導線をテキストとして入れておく方法です。
TikTok自体をYoutubeのCMとして活用するイメージです!
「続きはWEBで!」のあれですね。
プロフィール欄などを経由しますが、飛んだ先で何を得られるか想像しやすいのでユーザーとしても見たいと思った内容までストレスが少なくたどり着くことができます。
動画説明欄に記載する
動画を投稿する際に説明欄を入力することができます。
動画を閲覧した際に左下に表示されるテキスト部分です。
ここに表示されるテキストはコピペができないため、検索キーワードをユーザーに伝えて検索してもらう方法が良いかと思います。
特に指名系(固有のサイト名や商品名など)を記載しておけばキーワード自体を覚えてもらえるきっかけにもなるかもしれません。
TikTok運用のメリット
新規層へリーチできる
TikTokユーザーは10代~20代、instagramやyoutubeは20~40代以上の利用者層が中心と言われています。
他のSNSと比べて、若年層に対してコンテンツを発信することができます。
また、どんな場面で視聴するのかなども異なります。
詳しくは『三大ショート動画まとめ』の記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
競合が少ない
ショート動画のジャンルは発展をしている真っ最中です。
そのため、企業としての活用方法は未開拓な部分が多く、ブルーオーシャンが広がっています。
“バズらせる”だけではなく、戦略を立てた上で特定の分野で、自社独自のビジネスに活用していくことができるというメリットがあります。
ユーザー参加型のコンテンツも豊富
企業プロモーションとして、インフルエンサーや一般ユーザーに対して投稿を呼びかけるキャンペーンを行いやすい環境です。
ユーザーが投稿のネタとして拡散してくれるので、うまくハマればコストをかけずに大規模なプロモーションを行うことができます。
一般の投稿に馴染みやすい
TikTokはスワイプをすることで次々とコンテンツが表示される仕組みになっています。
そのため、企業アカウントでも一般の投稿の中に紛れて、よりユーザーの目線に近い形で露出します。
あまり広告っぽさがないクリエイティブにすることでより馴染みやすいコンテンツを発信できます。
TikTok集客の注意点
TikTok動画の分析が必要
簡単に撮影ができるTikTokですが、いざ運用するとなるとそれなりのコストがかかります。
漠然と新規開拓のためにと投稿していても、正しい効果測定自体が行えません。
目標やターゲットを定めた上で、投稿した動画が狙った効果を出しているのかをTikTokインサイトによって分析していく必要がなります。
TikTok外部のアナリティクス
TikTok動画の分析はもちろんですが、その後のユーザーの動きもYoutubeアナリティクスやGoogleアナリティクスで確認することで詳細なユーザーの動向を知ることができます。
ちゃんと分析を行っていないとバズるかバズらないかだけの勝負になってしまい、効果を実感することすら難しくなってしまいます。
一貫したコンテンツの発信
いわゆる”釣り”をTikTokで行って、Youtubeに集客したとしても、コンテンツをしっかりと見てもらえなければ意味がありません。
最終的にはサイトへ誘導してサービスや商品を購入してもらう、ということを念頭に置いて、そのためにSNSでどうやってユーザーの温度感を上げていくのか、しっかりと戦略を立てる必要があります。
まとめ
今回はTikTokからの導線の敷き方と注意点について解説しました。
TikTokで再生を伸ばすことはもちろん大事ですが、サービス・商品の購買やブランドのイメージアップに繋げられるかどうかが運用の鍵になります。
TikTok運用の際には、ユーザーの顧客体験を意識してみてください。
まだまだブルーオーシャンのTikTok。きちんと運用すれば自ら開拓していくこともできそうですね〜