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【2022年10月最新】三大ショート動画特徴&活用方法まとめ【Youtube Shorts/instagram Reels/TikTok】

近頃耳にしない日はないほど注目を浴びている縦型ショート動画。
ユーザーはもちろん、マーケティングの面においても避けて通れないと言っても過言ではありません。
今回はそんなショート動画の代表格、Youtube Shorts / TikTok / instagram Reelsを調査して比較してみました。

ショート動画とは

“ショート動画”=比較的短い縦型動画

ショート動画はその名の通り短い尺の動画の総称で、スマホで視聴することを前提に縦型動画中心に設計されています。
Youtube、TikTok、Instagramの他にもLINE VOOMやsnapchatなど様々なプラットフォームやアプリがあり、今最も注目されているコンテンツがショート動画です。

これまでは60秒以内と言われていましたが、最近では数分から10分程度のものも増えてきています

ショート動画をどう活用すれば良い?

注目されているとはいえ、ショート動画を活用したいと思っても何を投稿すれば良いか迷ってしまいますよね。。
自分は普段ショート動画を使っていないからわからない…という方もいるのではないでしょうか?

  • どんな人が見る?
  • どんな時に見る?
  • 何を求めてる?

といった疑問を解消して、的確なプラットフォームへ適切なコンテンツを届けるヒントになれば幸いです。

三大ショート動画の特徴まとめ

  • 基本機能はほとんど変わらない
  • 意外と30~40代も利用している…!?
  • Youtube(=検索中心) / Tiktok(=リコメンド中心) / instagram(=動画以外のコンテンツ)
  • アプリを開くタイミングは、リラックスタイムやスキマ時間など、それぞれの傾向が…!?

3つの基本仕様を比較

動画の仕様を比較してみました。

■BGMの提供

Youtube Shorts:なし
instagram Reels:あり
TikTok:あり

■動画の尺

Youtube Shorts:最大60秒
instagram Reels:最大90秒
TikTok:15秒〜最大10分

BGMに関しては著作権の問題などもありますが、Youtube shortsのみ提供なしでした。
TikTokやReelsは尺の長さもアップデートを行っているので、投稿されるコンテンツの種類も増えている印象です。

どんなユーザー層が使ってる?

アクティブユーザーの年代や性別の傾向を知ることができます。ただし、あくまでターゲットの傾向として参考にしてください。

■Youtube
国内月間アクティブユーザー:6900万人(2022年10月時点)

・10代〜40代の利用率が90%を超えており、幅広い層が利用
・10~20代利用率は90%超

■instagram
国内月間アクティブユーザー:3300万人(2022年10月時点)

・10代の利用率は65%、20代の利用率は57%
・年代を追うごとに利用率は減少

■Tiktok
国内月間アクティブユーザー:1690万人(2022年10月時点)

・やや男性利用者が多い。
・10代の利用者は約17%、30~40代の利用者は約24%。

ターゲットとなる年齢層は商品やサービスの内容やブランドイメージによって異なります。
企業によっては、プラットフォームによって、デザインのテイストを変更することで使用しているユーザーに合わせて対応しているところもあります。

総務省の行った「令和2年通信利用動向調査」にSNS全体の利用率調査結果が掲載されていたので、詳細が気になる方はぜひご覧ください。

どんな場面で見ている?

ショート動画機能のみに限らず、ユーザーはどんな生活の場面でアプリを開いているのでしょうか?
それぞれの使い方を知ることで、どんなコンテンツが求められているのかが見えてくるかもしれません。

■Youtube

・比較的長尺の動画が多い
・就寝前などくつろいでいる時間

参照:https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/2001/06/news109.html

新型感染症の影響で自宅にいる時間が増え、くつろいでいるときや娯楽を楽しむ際にyoutubeを視聴する人が増加傾向にあります。

■Instagram

・「動画を見よう」と思ってアプリを開いているわけではない
・フォロー中の投稿が流れる”フィード”、新しい発見をする“探索”もよく活用される
・ショッピング機能やNFT活用など幅広い使い方ができる

■Tiktok

・1日平均起動回数40回
・1日あたりの平均視聴時間42分

特筆すべきは、「アクティブユーザーの平均視聴時間」において、TikTokがYoutubeを上回ったということです。TikTokの方がより高い中毒性を持っており1日に何度もアプリを開いて視聴するということが言えます。
また1日の平均視聴時間と、動画の尺から平均して一日100本以上の動画に触れる計算です。
最近では長尺(10分)の動画も増えているので、ゆっくりと視聴するユーザーも増加傾向にあるのではないかと思います。

 

「どんな場面でアプリを開くか」はどんなモチベーションで動画に接するかが変わってきます。
寝る前の1時間と電車移動の10分では見たい動画の内容や尺が変わってきますね。
伝える内容はもちろん、どれだけ情報を詰め込むのかもユーザーのモチベーションによって変化します。

ショート動画に何を求めている?

youtubeは、”検索中心型”

ユーザーがyoutubeを見る動機のランキングを見ると「気になる商品サービスがあったとき」や「事件やニュースがあった時」が上位にきています。何か気になった時に能動的な情報収集のためのツールとしても活用されているのがわかります。

検索機能による動画検索だけでなく、レコメンドされる関連動画も数あるおすすめの中から最終的にユーザーがクリックする動画を選択するシステムになっています。
新型コロナウイルス感染症の影響によって自宅時間が増えたことによって動画プラットフォーム全体の利用率が高まり、youtubeでは自宅でできるエクササイズや家庭菜園に関する動画の視聴数も大幅に増加しているようです。

参照:https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/video/youtube-recap2020-2/

インスタは、”動画視聴だけじゃない”

インスタグラムはフォロー/フォロワー関係にあるユーザーとのコミュニケーション要素の強いアプリです。
ショッピング機能やNFTの活用などクリエイターが発信するにはなくてはならないプラットフォームになりつつあります。
自分のフォローしているユーザーの画像/動画投稿が並ぶフィードや、ハッシュタグ・マップ検索機能の活用もよく使われるようになっています。
フォロワーに対して満足度の高い投稿を続けることも大事な要素の一つです。
FaceBookの方針やインスタUIの変化などから今後はリールに力を入れていくことも予想されています。

TikTokは、”レコメンド特化型”

TikTokは自動的に動画が再生されて、次々とスワイプしていく形式です。
自分で動画を選ぶのではなく次々とおすすめされた動画をスワイプして楽しむ仕組みです。基本的に受動的な視聴の仕方と言えます。
投稿ハードルも低い上に、バズりやすいシステムになっているため、発信する側としても楽しめます。

まとめ

ひとえにショート動画といってもプラットフォームが違うと視聴者層や視聴する態度、関心度が変わってきます。
コンテンツの作成だけではなくて、発信の仕方も一緒に考えていくことでより効果的な情報発信を行うことができると思います。
まだまだブルーオーシャンのショート動画。活用方法を今後も発信していければと思います。

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この記事を書いた人

宇野 凌平

クリエイティブ & ディベロップメント Division