ご自宅用ではなく、ギフトや贈答品でのご利用が多いサービスにおいて、shopify構築する際の注意点をご紹介します。
※shopifyの構築注意点についてはこちらの記事をご覧ください。
目次
配送先の入力順
日本のECカートでは、
①購入されるお客様の情報(基本情報・住所)
②配送先の住所入力
のように、購入されるユーザーの情報を先に入力するケースがほとんどです。
shopifyにおいては
①配送先の住所
②請求者の住所
の順序となり、ギフト配送する場合は、請求者=購入するユーザー住所を後から入力する必要があります。
shopifyのデフォルトで表示される日本語文章ではやや分かりづらいため、しっかりと分かりやすい文章に変更した方が良いでしょう。
<デフォルト>
<日本語を調整>
配送日時指定・出荷伝票CSV出力
配送日時指定とCSVの出力する場合は、アプリの導入が必要となります。
この機能はセットで1つのアプリで実装が可能です。
・配送&注文サポーター★おすすめ
https://apps.shopify.com/custom-field-app?locale=ja
$9/月(無料プランあり)
いくつかプランがありますが、CSV出力はBASIC PLAN($9/月)の契約が必要です。
各配送業者のCSV出力が可能で、購入者と配送先が別の場合、送り主を購入者にするという設定もあります。
カートに任意のフォーム項目を追加する機能やサンクスページのカスタマイズも可能です。
費用や機能面をみても、おすすめのアプリです。
・配送マネージャー
https://apps.shopify.com/haisou-manager?locale=ja
$9.90/月(無料プランあり)
必要最低限の機能が揃っています。
購入者と送り先が別だった場合(ギフト配送)の機能がありません。
・Japan Order CSV
https://apps.shopify.com/japan-order-csv?locale=ja
$29.99/月(無料プランあり)
Shopifyの注文情報CSVのカスタマイズが柔軟に対応できます。
Japan Order CSVの良い点は、購入者と配送先が別の場合、送り主を購入者にするという設定もあります。
定期的な自動エクスポートもあり、作業効率の改善もできます。
他のアプリに比べると費用はかかりますが、機能面、出荷数が多い場合は作業効率につながります。
・ship&co
https://apps.shopify.com/shipandco
従量課金プラン、月額プランがあります。
shopifyの管理画面で全て完結し、従量課金プランもあるため試しやすりアプリです。
ただ、こちらも贈り状の依頼主を購入者にする場合、手動で行う必要があります。
複数配送
複数配送を行うにもアプリが必要です。
複数配送先指定.amp
https://apps.shopify.com/multiple-ship
$29/月
ユーザーが過去に注文した際に入力した配送先住所を登録することができるため、リピートするユーザーの利便性が上がります。
注文を完了しないと登録がされないため、配送先住所を先に登録しておく、事はできません。
複数配送先.ampでは複数選択した配送先それぞれに別の配送希望日を設定できることも可能です。
All in gift
https://apps.shopify.com/sns-gift
手数料:受注金額の3%
カートではなく、商品を選択する際に配送先を設定します。
購入フローがやや分かりにくいのですが、複数配送以外に、eギフト設定や、カタログギフト機能、のしラッピング、お届け日の指定など、ギフトに関する様々な機能があります。
インストール自体は無料ですので、気になる方はお試しいただけます。
のし・ギフト包装
のしやギフト包装はカスタマイズやオプション設定で実装が可能です。
ギフト包装の有料設定を行う場合はアプリ導入をおすすめします。
ギフトラッピング&のし専用アプリ
https://apps.shopify.com/giftwrappingpaper
$9.80/月
有料・無料やラッピングの種類なども細かく設定が可能です。
日本独自の文化である「のし」の結び方や表書きの選択にまで簡単に対応できます。
Gift Wrap Plus
https://apps.shopify.com/gift-wrap-plus
$3.99/月
商品ページかカート画面、もしくはその両方にラッピングオプションを表示することができます。
包装だけでなく、メッセージカードにも対応しています。
ギフト用の商品をつくる
ラッピングや特別な包装を行った「ギフト専用の商品」を作り販売する方法もあります。
ギフト専用とすることで、ユーザーも迷わず商品を選択できますし、提案がしやすくなります。
まとめ
今回はギフト配送に特化して機能や対応を記載させていただきました。
その他、shopifyに関する記事は関連記事にてご覧ください。