デザイントランスメディアでは、HP制作や運用を行っているお客様にインタビューを行っております。
今回は『賞美堂本店』様にインタビューさせていただきました。
2019年のサイトリニューアル以降、ECサイト運用をさせていただいております。
#制作を依頼した経緯
当時オンラインショップをはじめて10年が経っており、その時のサイトが10年前のままでした。スマホ対応していなかったり、画面サイズが合っていなかったり、使っていたカートシステムの改善も難しかったので誰も手をつけられず困っていたタイミングでした。その頃、私がちょうど入社してオンラインショップのリニューアルが急務ということで、デザイントランスメディアにお声かけしました。
その時、数社にお見積りをいただいて直接お会いした中で、担当者様が有田町出身ということもありこの業界に対する理解もありましたし、もちろん専門分野のサイト制作の面でもバランスよく提案していただき、(提案が)現実的な内容であったり自分達も一緒に運用するにあたって、無理なくこうしたいという想いなどを伝えていく中で、一緒にやっていけるという実感を持てたことが、(制作を依頼した)大きな要因だと思います。
#リニューアル後の運用
売上の実績で言うと、リニューアル前と比べるとリニューアルして1年くらい経った頃には、2倍くらいに成長することができました。その後、3年ほど経った現在では月で5倍くらいに成長することができ、その経過も現場に無理なくスムーズに対応しながらコミュニケーションを取りながら成長できました。
毎月の定例ミーティングも的確にその月の振り返りと次にどうすべきかを相談することができるのですが、施策の内容やこちらの意図をよく理解した上で分析結果を見ていただいているので、こんな工夫が良かったとかこれが良い方に出たとか具体的なお話ができることが表面上ではなくて自分達の成果の実感に繋がりやすいですし、具体的に次はこうしようとか実行に移していけるミーティングになっています。
#今後の期待
現状のサービスでも満足しているんですが、コロナ禍で利用する方が増えたことと、これからもネットでの販売が弊社の売上を伸ばす上でも大事なのでこれまでの信頼関係や弊社へ理解していただいていることを元に、さらに有効な施策を提案いただいたり、弊社としてもただ商品を売るだけではなく、産地ならではの情報を伝えたり、現場感を伝えられるようなコンテンツを充実させて、客観的な視点もいただきながら充実させていければと思っています。
弊社の商品は有田焼で食器という特性があるので、本来は質感や重量感など手に持った感じを伝えながら販売していくのがこれまでのやり方だったのですが、それをオンラインでどのように楽しんでいただけるかが今後の課題でもありますし、お届けできるようになって喜んでいただけたり出会えるお客様も増えてきたので、これからも常に工夫を重ねながら有田焼を安心して楽しんでオンラインで買っていただける環境を作っていきたいです。
今は店舗も本社の佐賀県にしかないので、全国や海外のお客様にオンラインだったらどこまでもお届けできる機会と捉えてやっていきたいと思います。
賞美堂本店様
https://shop.shobido-honten.com/
1948年創業。有田焼の販売を行う「賞美堂本店」様のECサイトのリニューアルを行いました。
其泉ブランドをはじめ、湯呑・マグカップ、皿などの和食器、海外へのお土産として人気のワインカップまで幅広い品揃えとなっております。
カートシステムにはカラーミーショップを利用して制作を行いました。