クリエイティブチームの紹介。DTMのデザイナーが経験出来ること

こんにちは、入社6年目の小畑です。
弊社のCDO（チーフデザインオフィサー）は私の上司が務めており、その下でクリエイティブチームのリーダーを任されています。

今回はデザイントランスメディア(以下DTM)のクリエイティブチームで経験できることや、私たちが働きながら身に着けているスキルについてご紹介します。

クリエイティブチームが関わる領域

デザイントランスメディアでは、WEBコンサルティングとウェブサイト・ECサイト制作をメインとして、お客様のデジタルコンテンツ全般の強化・サポートを行っています。

具体的にどのような業務をしているかお伝えすると、ある企業のCI(コーポレートアイデンティティ)構築・サイトリニューアルのプロジェクトでは、業界内での企業ポジショニング、競合企業のリサーチ、今後獲得していきたいユーザー層の定義、それを基にしたリニューアルサイトの要件定義や情報設計、CIをもとにしたサイトデザイン、商品撮影、リニューアルに合わせたパンプレット制作、…これらを全て自社で行っています。
プロジェクトによってクリエイティブチームが関わる領域は変化しますが、CI構築や要件定義のフェーズから、ディレクター兼デザイナーとしてプロジェクトに関わることも多くあります。

デザイントランスメディアだから経験できること

上記で記したように、DTMのクリエイティブチームの業務は、指示書に従ってかっこいいデザインを作ることではありません。
デザインについての理解があればいいのではなく、その企業やサービスの価値を伝えるための戦略の中で、ときにはデザイン業務を超えた領域にも携わりながら、最終的な制作物を良くしていくために力を合わせています。
お客様やプロジェクトメンバーと共に立てた戦略を実施しながら、マーケティング的視点や、ビジネスとして物事を見る視点を日々養っています。

どんな人と一緒に働きたいか

デザイナーとして幅広くプロジェクトに関わる中で、情報収集はとても大切です。
情報収集の方法には色々とありますが、弊社CDOである村尾から学んできた意識の面でいうと「好奇心を持つこと」が重要だと、私は思っています。

「売れている商品はどんな戦略のもとにこのパッケージになったんだろう？」「この看板、伝えたいことが明確でいいな。明確な理由はなんだろう」「このウェブサイトのターゲットはデザインと商品属性からおそらく、この層だろうな」など、日常的に目にするデザインに疑問を持ったり、制作者の意図を考えるようなことです。

あらゆることに好奇心を持ってこの情報収集を続けていくことを、楽しく・意欲的にできるような人はデザイナーとして働いていくことに向いているのではないかと思います。
逆に、UIデザインやサイト・制作物のビジュアルだけを極めたい！という方にとっては弊社の業務範囲は広すぎたり、マッチしないことが多いかもしれません。

 

自分が関わる施策や制作が動き出して少し時間が経った頃、結果に繋がったり、エンドユーザーの方の行動を変えていたりするととても嬉しいですし、お客様と一緒に考え続けて良かった！と感じます。
その経験を繰り返すと、じゃあ次はこういう知識があるといいのかな、こういう情報を見逃さないようにしよう…と、デザイン・制作を行う前の設計部分で、より自分の知識が役立つように情報収集できるようになります。

「お洒落でかっこいいものを作るため」ではなく、「要件を満たし、かつビジュアルとしても質の高いデザインを作る」ことを大切に、業務に取り組めるような人と一緒に働きたいと思います。

終わりに

DTMのクリエイティブチームの業務やデザイナーができる経験について、この記事で少しでも想像していただけたら幸いです。デザイナーとして働くこと、経験できることに少しでも興味を持っていただいた方はぜひエントリーをお待ちしております。